まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

安酒を酔い喰らう

2018年05月03日 | 読経の日々
昨夜から強風がふき、強い雨が降り、風は15時頃にようやくおさまってきた。
 
シルバーバイトのシフトの谷間で、お天気がよければ畑や宅内の草対策を考えていたが、このお天気では、朝からゴロゴロ。
 
ゴロゴロしていても、背中や腰が痛くなるので、夕方からはおもむろに起きだし、数日前に買ったパック酒の残りをちびりちびりやりだした。
 
パック酒の銘は、『清州桜 信長鬼ころし』。
安酒などといっては、製造者に失礼だが、値段も安いし、時々少しずつ飲むにはとてもありがいたいお酒である。
 
このパッケージに、信長が好んだといわれる敦盛が印字されている。
 
人間五十年
 
下天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり
 
ひとたび生を受け
 
滅せぬもののあるべきか
 
すべての人に唯一平等に与えられているものは、生まれて死ぬということだとは、最近ようやく実感として分かるようになった。
要は、いかに生きるかが重要である。
 
平均値ではあるけれど、長寿社会となり、いまや80年も90年も生きられる時代になっている。
それでも、社会人として頑張れるのは、15歳から50年、65歳あたり。
 
いつまでも若いころから自分のやってきたことにこだわりを持つ続けるのは、きっとはた迷惑なのだろう。
 
時の流れを自覚し、その時の自分にあった充実した生き方をしていくのが良さそうだ。
 
敦盛は今にも通じているように思う。与えれている時間は、どんなにハチャメチャでも、どんなにかっこ悪くても、生きていくのが役割分担なのだろう。
 
自分の等身大を受け入れれば、ハチャメチャもかっこ悪さも、実は所詮人の評価であると気付く。
気にすることもないのではないだろうか。

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<今日は何の日>
今日は、憲法記念日です。
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