Webで電気の使用実績などをみられる、TEPCOのID、パスワードが届いた。
今後検針票が入らないってことは、毎月来てくれた検針のおばちゃんもいよいよ来なくなり、検針をしないスマートメーターってのに移行するらしい。
登録すれば、Lineに毎月の締め切り時のアラートを流してくれるようだし、マイページでは、過去の実績グラフなども見られるようになるらしい。Lineには、さっそく登録してみた。
毎月の検針票をもとに、わが家の電気料をCalcで記録していた私には便利になっていいけれど、
・検針のおばちゃんたちの雇用はどうなるんだろう?
・年老いて、家にくる検針、配達の人を楽しみしているワンコ先生がまた寂しくなるなぁ!
そんなことを思った。
毎月の検針票は、『今日用』の少ない現在、楽しみにしていた部分もあり、実は自分もちょっと寂しい。
おばちゃんたち、このコロナ騒ぎで仕事はなかなかないだろうし、TEPCOさんはこの合理化で浮いたお金を利用者に還元してくれる、とはならないのだろう。
「働けど働けどわが生活(くらし)、楽にならざり、じっと手を見る」
有名なフレーズが頭を過った。
どんなにお上に吸い上げられても、真面目に働いて、まがりかどの先にあるかもしれない明るい希望を捨てず、家族での、毎日の少しのご飯や、一杯の味噌汁といった生活の中に、小さな幸せを感じる。周りに期待し、憂いても仕方がない。自分の姿勢(働いている手)が、明日の自分を支える希望だ。
そんなパワフルな言葉として私は受けてめている。
検針のおばちゃんたち、頑張って欲しい。
ワンコ先生は、今まで以上にジイサンマンが弄り回してやろうと思う。
ずいぶんご隠居さんになってきた。
明日の自分の姿をみているようである。