毎年のことだけれど、この時期は、あらゆる植物が萌え、生命の力強さを実感できる。
今年は春先からの新型コロナウイルスの感染防止で、自分清算会社の当面の収入事業としてやってきたシルバーバイトもだいぶ減り、遊び・健康事業の駅間ウォークは延期してきたせいか、草木の萌えが例年になく強烈に感じる。
人間は自分に都合の良いように環境を変える。
でも、自分を短期に環境に合わせて変えられない。
ウイルスは自分を変えて環境に順応していく。
かなわないよなぁと思う。
実は数年来、ランタナをプランターで育てていて、カラフルに変わる花色を楽しんできた。
この冬、暖冬に油断して防寒に失敗。
地上部が凍って枯れあがってしまった。
あ~、枯れちゃったかと、捨てるのも忍びなく放置してきたが、あらら、根本から新芽が噴出してきた。
自然の力はすごい。
コロナもこれで下火になれば、いったんは『収束』。
とはいっても、これからは南半球に行って、また、秋から冬には帰ってくるのだろう。
ワクチンや対症良薬ができるまでは、『終息』ではない。
地下の根っこで生き延びたランタナのように、『収束』に浮かれずに、コロナ秋の陣に備えたいと思う。