『国民年金保険料未納分どうしよう・・・(後編)』の続編です。
団塊世代までは、夫が主で働き、奥さんは家事を中心に、パート等で働くという形が多かったように思いますが、私世代くらいから以降は、夫も妻も男女差はなく、フルタイムで働くという形が多くなり、夫より、妻の収入が多いなんて話は、そう珍しい話しではなくなりました。
私の子世代は、非正規社員で働く人が増え、今後が見えませんが、雇用はあっても、収入は伸びないという現実の中で、共働きというのは一般的になって来ています。
こういう中で、女性は本当に活躍されている方が多い。
更に、女性の社会進出を的な話が多いですが、そんなに女性を強くしてどうするんですかねぇ。
女が強い、カミさんが強い方が、だいたい上手くいくんで、現実はそれで動いても良いのですが、どうも男性の方がしいたげられているような・・・。
もっと、現実を良く見てよ!という思いがあります。
その一つが、男女雇用機会均等と言う部分。
女性を応援する話は多々あっても、働きたいオヤジを応援する声はあまり聞きません。
今の時代、仕事を選ばなければ、女性求人が圧倒的に多いということは、自分の職探しの中でも実感しました。
建設・運送、警備など、昔はオヤジの聖域だった仕事も、今はバイト感覚で若い女性が働いています。
働きたいオヤジは、清掃の仕事でも、「女子トイレがあります」で、入口で断られる事が多い。
女性の場合は、まだ若い女の子でも、すっぽんぽんのオヤジが行き交う男性浴室で作業している場合もあります。
女性は無敵です。
一方、オヤジには、職業選択の余地はありません。仕事を見つけるのが大変で、
低賃金でも、社会参加して働きたいという希望すらかなえられない場合があります。
セクハラ、パワハラもそうです。
男性が女性にというイメージが強いですが、最近は、女性が男性にというケースも良くあります。
男の方が、繊細で、心にキズをおうことが多い。メンタルで凹んでいる人も、男の方が多いように思います。
さて、核心の年金です。
若い頃から共働きで、厚生年金等を積み立ててきた場合の遺族年金の取扱いが、男女で違うんですね。
夫がなくった母子家庭では、手厚く給付されますが、妻が亡くなった夫子家庭では、給付が少ない。
母子家庭も大変ですが、奥さんを亡くして、男手で子供を育てるのは、かなり厳しい状況だと思うんです。
それなのに、経済的な支援も、男の方が少ない。
おかしな制度ですね。
「女性に優しいです」と選挙の票稼ぎで打ち出した政策が行き過ぎているような、そんな感じすらします。
男女の機会(チャンス)が平等だというのなら、もう少し制度的にもバランスがとれないものでしょうか。
余談ですが、苦しい中年金を懸命に積んできた人が老後食うに困り、いろいろ言い分もあるのでしょうが、年金未納のまま生保を受けている人の方が人並みな生活ができる。
制度としては、理解できても、これもすっきりしない現状です。
いろいろ「おかしいよなぁ」と思うことがあっても、私には何もできません。
でも、遺族年金の話などは、夫婦で一生懸命働いて家庭をやってるわけですから、万一のために早く直して欲しいなぁと思います。
今日は、お天気が良いので、宅内の雑木(ちょっと大き目の木)の枝落としをします。
暖かくなって来ると、毛虫などが出てくるので、寒い内に片づけたい仕事です。
木から落ちたら、大けがですね(笑)