21日、めざましテレビ
JR東海が2017年の開業を目指すリニア中央新幹線のルート選定について
国土交通省の試算が発表され、
費用対効果が最も高いとされる直線ルートで決着の見通しとなった。
リニア中央新幹線については、東京ー名古屋間のルート選定をめぐり
JR東海が希望する直線(南アルプス)ルートか、
長野県が希望する北に迂回する(伊那谷)ルートが検討されてきたが、
国土交通省の費用対効果の分析では、
リニア中央新幹線(東京ー大阪)間の費用対効果、
直線ルート費用5,52兆円に対して、効果が8,35兆円で、およそ1,5倍の経済効果、
迂回ルート費用6,05兆円に対して効果は7,49兆円にとどまる。
この結果、費用対効果が大きい直線ルートで事実上確定することになった。
地図では、東京ー甲府ー飯田のルートだが、
南アルプスをトンネルで貫く建設費用は名古屋までで5兆円以上。
JR東海が全額負担するということだが、
この費用の調達、新駅設置の調整など難航が予想される。
しかし、2045年大阪まで開通の場合、効果をみると
東京ー大阪 所要時間と料金
東名・名神高速道路 5時間半 1万650円
東海道新幹線 2時間25分 1万4050円
航空機 1時間 2万2600円
リニア中央新幹線 1時間7分 1万5050円
(東京ー名古屋40分)
東京ー大阪がリニア開通で1時間7分で結ばれると
東京と福岡、高松、鳥取などが4時間以内で結ばれる。
これにより航空需要が激減する可能性もある。
航空の地方路線の縮小・撤退につながり、
「羽田空港ハブ化」に影響するのではないかという心配もある。
リニア開通による交通体系の再編が必至であると伝える新聞もあり、
リニアと羽田空港のハブ化、高速道路の無料化などの交通政策全体の整合性が問われる。
JR東海が2017年の開業を目指すリニア中央新幹線のルート選定について
国土交通省の試算が発表され、
費用対効果が最も高いとされる直線ルートで決着の見通しとなった。
リニア中央新幹線については、東京ー名古屋間のルート選定をめぐり
JR東海が希望する直線(南アルプス)ルートか、
長野県が希望する北に迂回する(伊那谷)ルートが検討されてきたが、
国土交通省の費用対効果の分析では、
リニア中央新幹線(東京ー大阪)間の費用対効果、
直線ルート費用5,52兆円に対して、効果が8,35兆円で、およそ1,5倍の経済効果、
迂回ルート費用6,05兆円に対して効果は7,49兆円にとどまる。
この結果、費用対効果が大きい直線ルートで事実上確定することになった。
地図では、東京ー甲府ー飯田のルートだが、
南アルプスをトンネルで貫く建設費用は名古屋までで5兆円以上。
JR東海が全額負担するということだが、
この費用の調達、新駅設置の調整など難航が予想される。
しかし、2045年大阪まで開通の場合、効果をみると
東京ー大阪 所要時間と料金
東名・名神高速道路 5時間半 1万650円
東海道新幹線 2時間25分 1万4050円
航空機 1時間 2万2600円
リニア中央新幹線 1時間7分 1万5050円
(東京ー名古屋40分)
東京ー大阪がリニア開通で1時間7分で結ばれると
東京と福岡、高松、鳥取などが4時間以内で結ばれる。
これにより航空需要が激減する可能性もある。
航空の地方路線の縮小・撤退につながり、
「羽田空港ハブ化」に影響するのではないかという心配もある。
リニア開通による交通体系の再編が必至であると伝える新聞もあり、
リニアと羽田空港のハブ化、高速道路の無料化などの交通政策全体の整合性が問われる。