12月15日 めざましてれび
化粧品類をめぐるトラブルはこの3年間、600件から650件寄せられている。
普段の暮らしでも化粧品で肌が荒れたりかぶれたりというケースは珍しくないが、
寄せられたトラブルでは皮膚障害が最も多く、
去年は全体の8割以上を占めた。
・ネット通販で購入したファンデーションが肌に合わず、湿疹が出た。
・泡状のヘアカラーリング剤を使ったら頭に痛みとかゆみが出て赤くなった。
・使うのをやめたら治った。
原因成分がなかなか特定できず、
化粧品トラブルは減らないのが実情のようである。
藤田保健衛生大学 松永佳代子教授
「化粧品は直接皮膚につけるもの。
肌にかゆみやヒリヒリ感などかぶれがおきたら
肌に合っていないというサイン。」
化粧品トラブルを避けるポイント
1 肌に異常を感じたら使用をやめ医師の診断を受ける。
使いはじめに肌が赤くなるのは毒素が出ているためという宣伝があるが
異常が出ることを前提にした宣伝は絶対信用しないこと。
2 強い効果をPRする商品は要注意。
化粧品には医薬品ほど強い効果がでる成分は入っていない。
3 アレルギーがある人は成分表示ランをチェックする。
化粧品は全成分の表示が義務付けられている。
新しいものを使うときは試供品などで異常が出ないか確かめてから使うことが大切。
自分に合わなかったり、
間違った使い方をすると大きな肌トラブルにつながりかねないので充分注意が必要である。