7月3日 おはよう日本
3月から国内路線では関西空港を拠点に全日空などが出資してつくられた
LCC PEACHが札幌や九州を結ぶ4つの路線で運行しているが
そこに 7月3日
日本航空などが設立したジェットスタージャパンが就航することで
成田空港を拠点にした新たな格安路線が生まれる。
ジェットスタージャパン 鈴木みゆき社長
「絶対に値段では負けない自身を持っている。」
国内のLCCとして初めて成田空港を拠点に就航する
LCC ジェットスター・ジャパン。
日本航空などが設立した格安航空会社である。
成田ー札幌 4,490円(最も安い運賃)
成田ー福岡 5,090円( 〃 )
成田ー那覇 6,590円( 〃 )
安くするための工夫の1つが座席の数にある。
同じ型の飛行機でもメーカー標準より30席多い座席を設置した。
座席の感覚は狭くなるが
足元の空間を確保できるよう
足元にある収納を上に移動させるなどして工夫している。
安い一方で利用者が理解しておくべき点がある。
格安航空会社では1つの航空機を使って多くの便を飛ばすため
いったん欠航や遅れが出るとその後の便にまで影響が出る。
今年3月
格安航空会社ピーチアビエーションの1便が機体のトラブルに見舞われたときには
その後3日間で13便が欠航した。
運賃にも理解が必要である。
航空券を安く購入しても変更時に手数料が発生したり
運賃が上がる場合がある。
来月にはエアーアジアジャパンも就航する。
成田空港を拠点とするジェットスタージャパンとエアーアジアジャパンは
札幌、福岡、那覇で競合する。
利用者にとっては選択の幅が広がることになる。