7月3日 おはよう日本
今年は稚魚の不漁でうなぎの価格が高騰している。
アフリカ産のうなぎは見た目は日本産とほとんど同じだが
日本産の6割ほどの価格で流通できるということで
いま輸入する動きが相次いでいる。
アフリカ マダガスカルの養殖業者を出て丸3日かけて
先月26日 うなぎ150キロが静岡県浜松市に到着した。
全国でもうなぎの養殖が盛んな浜松市でもうなぎが不足しているため
市内の卸業者が商社やうなぎ料理店などと協力して試験的に輸入した。
食用のうなぎをアフリカから輸入したのは全国で初めてである。
アフリカ産の魅力は価格。
空輸しても4,800円/キロ。
2年前の倍にまで高騰している日本のうなぎの6割ほどの価格で
流通できる見込みである。
味は日本のうなぎに比べてややあっさりしているということである。
気になる点として焼いたときに身が縮んで丸まることが指摘された。
この卸業者では
今回輸入したものをサンプルとして料理店などに販売。
土用の丑の日に向けて本格的な輸入を検討している。
輸入した卸業者
「思ったよりおいしく食べられた。
はしでも切れる範囲でのかたさなので十分対応できると思う。」
アフリカ産のうなぎは稚魚が豊富で量を確保できると考えられている。
このほか東京の業者が今週にも輸入する計画で
うなぎの安定供給にめどがたてられるのではないかと関係者は期待している。