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中国で人気沸騰 クラフトビール

2019-12-27 07:00:28 | 報道/ニュース

11月28日 NHK「おはよう日本」

 

上海のクラフトビールの展覧会。
さまざまな味のビールが楽しめるとあって大勢の人が訪れている。
ピルスナー・エール・黒ビール
中国で空前のブームとなっているクラフトビール。
価格は瓶詰のもので1本500~600円程度と
大量生産のビールの5倍以上と割高だが
ここ数年 若者を中心に人気が拡大。
その消費量は5年間で6倍に膨れ上がっているという。
(来場者)
「酸味や苦味があるもの
 コーヒー味やチョコレート味まで種類があって面白い。」
今や中国国内で800を超えるとされるメーカーの中には
ブームに目をつけた異業種からの参入も増えている。
去年 大規模なコンテストで優秀賞に選ばれたビール。
造ったのは福建省にある自動車タイヤの製造機械を作る会社である。
5年前ビール好きの社長の決断でクラフトビール事業に参入。
工場の一角を本格的なビールの醸造所に作り替えた。
ベルギーから専門家を招いて学んだというその味は
「とても香りが高くまろやかでフルーティー
 さわやかな味。」
およそ15種類のクラフトビールを製造しているこの会社。
今後は本業に並ぶビジネスに育てたいと期待している。
(社長)
「中国のクラフトビールシェアは今は1%だけなので
 今後はまだまだ伸びるはずです。」
このブームに乗り遅れまいと
日本のメーカーも動き出している。
北京まで商談に訪れたのは三重県にあるクラフトビールメーカー。
輸入業者とともにビールの試飲会も開き
どういった味が中国で受けるのかをリサーチする。
日本のビールにみな興味津々。
(輸入業者)
「日本のビールはいい。
 私たちがいいと思ったものを
 私たちの意見も取り入れ作ってほしい。」
(三重県のクラフトビールメーカー 社長)
「びっくりした。
 こんなにクラフトビールが人気があり成長しているとは思っていなかった。
 日本にしかないものを使って提案できればいい。」
より個性豊かな味を求め
中国のクラフトビール人気は急拡大を続けている。


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