8月18日 めざましてれび
ソニー・コンピューターエンターテインメントは
家庭用ゲーム機「プレイステーション3」をきょうから5000円値下げすると発表した。
今回の値下げで容量160ギガバイト版2万4980円、
320ギガバイト版2万9980円になる。
ゲーム業界では、ニンテンドーが3DSを8月11日に1万円値下げした。
その結果、販売台数58倍(21万4821台)(前週比)になった。
そしてソニーがプレイステーション3を8月18日5000円値下げ。
ソニーではこの値下げについて、
「製造コストを削減し、顧客に還元するだけ。
ニンテンドー3DSの値下げとは何ら関係ない。」
としている。
日本のゲーム機メーカー 総出荷台数は
DSのような携帯型、プレステのような据え置き型ともに、
2007年2008年に延びているが、その後は下落していのは、
リーマンショックのあとの消費の不振、
スマホ人気も理由と考えられる。
近年販売台数が急増しているスマートフォン(高機能携帯電話)に、
娯楽性の高い無料ゲームが増加しているのに対し、
ゲーム機メーカーは値下げで対抗している。
国産ゲーム機の価格
Wii 2万5000円 → 2万円 → 2万円(リモコン・ソフト付き)
(任天堂) (2006年12月)(2009年10月 )(2011年6月)
3DS 2万5000円 → 1万5000円
(任天堂) (2011年2月) (8月11日~)
PS3 4万9980円 → 3万9980円 → 2万9980円 →2万4980円
(ソニー) (2006年11月) (2007年11月) (2009年9月) (8月18日~)
値下げで3DSが爆発的に売れたがゲーム業界関係者は、
「携帯電話で遊べるゲームとの差別化を図らない限り、
根本的な解決にはならない。」
という指摘もあり、
相次ぐ値下げは収益を減らす消耗戦の面もはらんでいるいえそうだ。