箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

一文字に託す願い

2017年04月18日 16時30分44秒 | 教育・子育てあれこれ




3年生は、この1年間の自分の目標を漢字一文字で表しています。

そして、班の仲間からの応援メッセージを書いてもらいます。

それぞれの生徒が、1年間を展望して、自分の意思や願いを、一文字に凝縮して表しています。

たかだか、一文字。でも、考えて書いた文字は、それぞれ個性を発しています。

わたしも、応援したくなります。

真剣 テストに臨む姿勢

2017年04月18日 11時37分15秒 | 教育・子育てあれこれ




今日は、全国学力学習状況調査で3年生が受験しています。

毎回、思いますが、三中の子は、外部テストに対しても、取り組む態度は真剣そのものです。

あきらめない態度が、無回答率の低さを生み出しています。

無回答率は、学習意欲の高さを測る一定の基準となります。

一方、無回答率の高さは、大阪府の生徒の課題です。

「学校の成績に関係がないなら、一生懸命やらんでいいやん」

私見ですが、損得感情がはたらく、大阪の子の特徴と言えるのかもしれません。

でも、このテストは、国語・数学にかんして、自己の「知識」、「活用」の学力を客観的にみることができます。

①社会で必要とされる基礎基本の学力および思考力や判断力、表現力がどの程度身についているかを知るために

②また、学力と密接な関係にある生活の状況を明らかにするために、

ていねいに取り組んでほしいと、願っています。


真剣な態度→あきらめない→少しでも解答しよう→点数が上がる

結果的に、学校の平均正答率が上がる、となります。