子どもが中学生になると、人間関係で、何を重要視するかが変化してくことが多いものです。
親との関係に今までずっとたよってきた子だったのが、友だちとの関係をいちばん大事にするようになります。
それは、子どもが思春期に入っていることの現れです。
いままで、学校のことをいろいろと話してくれたのに、あまり話さなくなったりします。
親からすれば、さみしく思うことが増えてきます。
この時期の子どもの特徴は、好みや趣味などがあう子と新しい人間関係を築こうとします。
親が知らない友だち関係をもっている場合も多いものです。
「いいえ、わが子の友だちは、あの子とあの子とあの子・・・で、○人いるのよ」と言い切れるお母さんは、子どもの交友関係に踏み込みすぎていると言えるかもしれません。
思春期の子は、子どもが親の知らない「世界」をもっているのが普通です。
中学生は、みんなと力をあわせて目標を達成する活動とか「これをやりたい」という生徒が集まって、それぞれを認め合う活動など、部活動に取り組むことでも、成長を期待できます。
ですから、友だちとの交流を大切にして、親子関係より、友だち関係がうまくいっていることに喜べばいい。
そんな時期が思春期です。
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