大阪府では、緊急事態宣言解除後、児童生徒全員が登校する平常登校が再開して、1週間が経ちました。
教職員は、感染防止のため、一人同士の距離の確保、手洗い・消毒、給食の実施など、こころを砕き、かなり疲れた1週間でした。
その一方で、いまの子どもと先生の気持ちを如実に表す言葉があります。
孔子は『論語』の中で、こう言われました。
子曰(いわ)く、学んで時に之(これ)を習う
亦(ま)た悦(よろこ)ばしからずや
朋(とも)あり、遠方より来たる
亦(ま)た楽しからずや
先生はこう言われた。いくつになっても学習するのはいいものです。
遠くから友だちがやってきて、みんなで集まって、学習するのはとくに楽しいです。
これは、長い間の臨時休校後に登校してきて、教室で学習できた児童生徒の気持ちではないでしょうか。
一人で学習するのもいいが、友だちと一緒にできるのは、やはり楽しいのです。
その子たちを迎えいれる学校の先生も、やはり楽しく、うれしいのです。
中国の古典は、時を超えた人の実感を、現代社会に伝えています。
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