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保育所、幼稚園、学校には毎日たくさんの子が通ってきます。
その子どもたちは、家庭生活を背景に背負い、登園(所)・登校してきます。
保育士や教員は、子どもと接するとき、たとえば顔や手にあざがあるのを見つけます。
そして、家庭での虐待の兆候や可能性を推し量り、親御さんに家庭の様子を尋ねるとかして、子育ての相談を受けるのです。
このようにして、深刻な虐待になる前に、未然に防止できたりします。
子どもの命にかかわるようなハイリスクの場合には、児童相談所等の関係機関に通告するように、法律で定められています。
しかしながら、今回の新型コロナウイルス感染防止のために、多くの学校園所が休みになりました。
その影響がはっきりと出たのが6月で、児童虐待は急増しました。
2カ月に及ぶ学校等の休みは、虐待の兆候を外部から見えなくしてしまいました。
加えて、新型コロナは、親の孤立化も進行させたのでした。
虐待を生むのは、親の孤立化です。
つまり、親の孤立化が、「新型コロナウイルス→虐待」という流れを加速させたのでした。
さらにもう一つの問題を新型コロナウイルスは引き起こしました。
一時、乳幼児検診が一斉にできなくなりました。
この乳幼児検診で、親は子育ての悩みを相談したりできますが、それもできなくなったのでした。
また、保育所に子育ての一部を担ってもらえてたのが、親がすべて引き受けなければならなくなったのでした。
保育士が一部を引き受けてくれることで、虐待につながってなかったのが、親が心身ともに疲れてしまい、虐待のリスクが高まったのでした。
子どもにとっての2歳までの間は、「母性」で包まれる時期で、愛着形成の大切な時間であり、大人の半年や1年とは比較にならないほど重要です。
この点を十分に踏まえて、子育ての課題への対策を打たなければなりません。
まぁ、私は、教師でもなければ、何でもありませんが…😅失礼しますm(_ _)m