箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

運命とは必然

2019年10月25日 07時45分00秒 | 教育・子育てあれこれ









考えていること→言葉で表現する
言葉→行動に移す
行動→習慣になる
習慣→人格が変わる

この理(ことわり)に似た言葉を、イギリスのマーガレット・サッチャー元首相が言っています。固い信念をもち、低迷していたイギリス経済を立て直しました。

もう少し具体的に説明します。(   )内は具体例です。

自分の考えを言葉にしてはっきりとまわりに打ち出します。(わたしは丈夫な歯をつくるために歯の衛生に努める)

言ったことは、言うだけでなく、必ず実行して行動にします。(食後には必ず歯磨きをする)

その行動を続けると、自然にその行動ができるようになり、その人の習慣となります。(歯磨きの意義など考えず、ふつうに歯磨きをする習慣がつきます)

すると、その人は「このようにする人」という人格になります。(あの人は歯が健康で、高齢になっても入れ歯がいらない人である)

サッチャー元首相は、人格が変わると運命までもが変わると言っています。

もしそうだとするならば、「運命だからしかたがないね」「運命はなりゆきだから」
と言っていたことまでもが、意味が変わってきて、人は考え方ですべてが変わっていくのであると解釈できます。

つまり、運命は偶然ではなく、必然であるとなります。

この理(ことわり)は、中学生にも当てはまりますし、おとなの仕事の仕方にもいかすことができます。




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