生成AIの活用は、それをどの分野、どの機会で使うかという検討が課題になっています。
とくに学校教育の分野では、導入についてさまざまな懸念も論議されています。
AIがやってくれるので、子どもは自分で調べたり、創意工夫をして作品を創る努力をしなくてすんでしまう。
それに警鐘を鳴らすという意味で、文科省は今年の7月に、学校での生成AIの活用法や留意点をまとめたガイドラインを出しました。
AIを使った成果物をそのまま提出しない、文章の質や正確性を高めるために使用するというガイドラインですが、これだけではたいへんあいまいです。
事実、今年の夏休みの課題をするのに、子どもの動きの方が早くでています。
10代の子どもは、生成AIを約3割の人が使ったと調査結果で出ています。
論文やレポートの提出
数学の問題を解く
読書感想文を書く
外国語の翻訳
画像処理
芸術作品の創作
このように、すでに活用をしています。
その結果、宿題をするのに「はかどった」と考えた人は8割を超えています。
今後、生成AIを学校教育でどう活用するかは、教育課題としてさらに大きくなると思われます。
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