今、多様性(ダイバーシティ)をいかす組織の運営や企業の経営が、必須となっています。
性別や国籍に関係なく、お互いの多様性を尊重するという点で、日本の社会は課題が歴然としています。
多様性を尊重する会社や組織では、自由で前向きな話し合いや議論ができる職場環境や風土があります。
その点でも、学校では中学生が冷静に自分の意見を述べる方法を学ぶ機会が必要になります。
人の意見を非難したり、圧力をかけてもいけない。
全員が公平に考えや意見が言えるような環境でこそ、多様性が尊重できます。
男女雇用機会均等法が施行されて30年以上経ちますが、男女の雇用格差は歴然として残っています。
男が仕事で、女が家庭を守るというスタイルで、日本は高度経済成長を成し遂げました。
本来なら、その後の30年間で、性別役割分担を変えなければならなかったのに、それまでのやり方にしがみつき、変わらなかったのです。
しかし、外国人と共に働くことが増え、性別を問わない働き方、障害のある人と働くことが求められ、多様性の尊重が必要になってくる今の時代、中学生が多様性尊重の学習を重ねることは、喫緊の課題です。
中学校でほ、「男女共生教育」や「在日外国人教育」「インクルーシブ教育」を、生徒が学習する機会を持っています。
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