箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

被爆地に立って

2022年08月20日 11時29分00秒 | 教育・子育てあれこれ


私は教員をしている頃、長崎を修学旅行の下見で初めて訪れました。

29年前のことです。

そのときの原爆資料館での衝撃はあまりにも大きなものでした。

展示されている写真の前で、わたしはしばらく動けないほどでした。

それから爆心地公園へ行きました。

この上空から1945年に原爆が投下された当時の状況を思い浮かべました。

修学旅行にくるときには、生徒たちが原爆の悲惨さを知り、原爆や核兵器のない、平和を希求する人になってもらえることを、教育にかかわる自分の使命だと思いました。

長崎の被爆者たちの願いは、「どんなことがあっても、核兵器を使ってはならない」という全身全霊の魂の叫びです。

そのことを世界に訴えることが、唯一の被爆国日本の役割であり、日本だからこそできることです。




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