箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

最近の若い女優に見る突き抜け感

2021年02月18日 10時16分00秒 | 教育・子育てあれこれ
人の写真を撮るとき、逆光にならないようにするというのは、多くの人が心がけてやっていることだと思います。

逆光を受けた人を真正面から撮ると、人物は暗くなります。

とはいえ、最近の画像処理ソフトやアプリはよくできていて、逆光真正面でも、後で人物を明るくすることもできます。

しかし、逆光をうまく使い、人物写真を撮ることもできます。




それは、後ろに光を背負って、斜めから人物を撮ると、その人物は輝いて見えます。
キラキラ感が増すからです。

また、最近はスマホのカメラでも、一眼レフで撮ったように、背景をぼかした人物を浮き上がらせることができます。

このように、撮影技術が進化してきました。

そのような撮影方法や撮影機器の向上はあるのですが、それを差し引いたとしても、最近の若い女優さんは、昔と違って写真や動画を撮られ慣れていると感じます。

スマホの普及により、インスタ映えする映り方を心得ているからでしょう。

みんなが、とても自然なうつりかたになります。

また、写真だけでなく映像でも、しぐさや演技が自然です。

理知的で、繊細な感性を醸し出し、さすが女優という突き抜けた存在感を出しているように感じます。

それに加えて、何かオーラを感じます。そのオーラの正体とは「自信」なのかもしれません。

自信とは、楽しむことです。本人が楽しいと思っていることを、親も周りの人も「楽しいはずないだろう」と否定はできません。

自分が楽しいと思うことには、なん人も干渉できないのです。

そのあたりが突き抜けた存在感を示しているのでしょう。

その点で、学校教育の中でも、中学生が自信を高めるには、本人がなにか楽しいと思うことをもつことだと、わたしは思います。

好きなこと、楽しいことは、意欲が高まる最大のモチベーションだと思います。


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