新型コロナウイルス感染症の感染拡大が広がるなか、学校や保育所の休業や部分休業が相次いでいます。
2020年の全国一斉休校が明けたのは6月でしたが、それ以降では、今回の第6波による学校の休業がいちばん多くなっています。
園児や児童生徒の園生活・学校生活は、感染拡大がはじまって2年間の間に大きく変わりました。
あるアンケート調査では、小学校4年生から6年生の約15%、中学生の約25%、高校生の約30%に、イライラする、集中できない、眠れない、食欲がないなどの症状があらわれています。
深刻なのは、「死んだ方がいい」と思ったり、自傷行為に走る子が小学校4年生から高校生までで2割程度いるというという事実です。
ただ、子どもによっては、オンラインさえあればいろいろな人と会えるし、家族といる時間が増えてよかったという子もいます。
しかし、居場所のない子どもにとっては、この2年間のコロナ対策はかなりこたえています。
子どもたちは」かなり追い詰められた気持ちになり、「助けて」を求められない状況に置かれているようです。
ストレスを抱えているのは、大人にもあります。人と人が距離を開けるように強いられていますが、コミュニケーション不全も起きており、孤立する人が顕在化しています。
その人が親の場合、イライラしている態度を子どもは敏感に感じます。
ということなので、大人がストレスをためず、前向きに楽しくしていることで、子どもは安心できます。
子どもは大人によって守られなければならないのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます