新型コロナウイルスが猛威をふるい、全国の学校が春休みまで休校の要請が政府から出されました。
専門家や有識者の意見を聴取した上での決定と聞きます。
全国一律の休校は、影響が大きく、現場や保護者の混乱が生まれます。
「大事の義は、人に談合せず、一心に究めたるがよし」と、伊達政宗は言いました。
大切なことは他人に相談せず、一人で必死に考えぬいたほうがよい。
ただし、独断はいけません。いろいろな角度からの意見や考えを聞いた上で考えぬき、決めるときは一人で決めるべき。
こういう意味に解します。
つまり決めるまでには有識者や研究者、専門家の意見は聞きますが、決めるのは、さまざまな影響や子どもの状況を考えた上で一人で決める。
そうすることで責任と自信がすべて自分のものとなり、覚悟をもって事態にあたることができるのだと思います。
戦国時代では、自らの決断が部下や民の生死を左右しました。
戦国時代を生きた武将ならではの言葉だと思います。
今回の要請は、中学校教育関係者の自分としては、入試や卒業式の動向が気になります。
竹には節があります。
節があるからこそ、このステージは終わりで、次のステージに向かうという気持ちの切り替えができます。
だから、人は人生の「節目」を大事にするのです。
今のところ、卒業式の開催方法は規模を縮小して行う予定と言われています。
どういう実施方法になろうとも、生徒や家族、そして教職員にとって、感動と感謝で節目となる卒業式ができるよう願ってやみません。
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