ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

塞翁が馬 再び

2007年05月13日 17時22分55秒 | レポート
ケンメリの駐車場を変更して早くも2ヶ月が経過。
多少アクシデントはあったものの、なんとか腰を落ち着かせることができてきた。
今日は夜勤だが日中はケンメリを動かそうとお昼過ぎよりケンメリの元へ。

カバーをはぐってリヤスポイラーを覗くと・・・だいぶ汚れていた。
一見目立たないが、やはりマフラーの付近の汚れはかなり酷く、
排煙による汚れが多く付着していた。


雑巾でかるく水拭きしたあと、コーティング復活剤をスポンジに少量とって磨く。
即座にその部分だけが白さを取り戻す。
リヤスポイラーはその形状からかどうも汚れが付着しやすく綺麗になっていくのが
目に見えて判るので洗車が楽しくなる。


リヤを一通り綺麗にした後は、昨日のノスショーで買ったステッカーを貼ってみる。
基本的にステッカーをべたべた貼るのは好きではないが、これはちょっと面白いと思って
貼ってみた。
他にもリサイクルマークもあったが、廃車されたらいやなのでそれは避けてみる。

こんな感じでケンメリを触っていると、ふいに後から年配の男性に声をかけられる。
「いつも気になってたんですよ~」
と話が弾み、その方も古い車をお持ちだということで、せっかくなので拝見させてもらうことに。

トライアンフ TR-3、ジャガーEタイプ、オールズモービル・・・

うちのすぐ近所にこんなすごい車があったとは!(驚)
さらに驚いたのはその話しかけてきた人が、車の世界ではかなりかなり有名な
あの方、なんちゃってな当方でも存じているあの人だと言うことで
駐車場移転がこんな縁を運んできてくれるとは夢にも思わなかった。

ご好意でジャガーのコックピットに座らせてもらい、なんとブリッピングまで。
おっかなびっくりやったので、余計被らせてしまったかとヒヤヒヤしつつも
博物館でしか見たことの無い車の咆哮が聞けて大満足。

誰かに話しかけられたくて、有名になりたくてケンメリという車に乗っているわけではないのだが、
やはりケンメリに携わっているからこそ、こうした出会いがあるのだろうと
車が取り持つ不思議な運命を感じずにいられない。

車が好きになって仕事もそれを選んだ当方だが、まさかこういうことまで起こるとは
想像もしなかった。

当方も洗車途中で、その方もご来客があるとのことで、一旦解散。

再びケンメリ磨きに精を出す。
鈑金作業をしてからもうすぐ一ヶ月。
新たな傷を早く治したいが、そうも行かずやきもき。
今度綺麗になったら今一度日産でコーティングしてもらおうと思いながら
やっと全体的に磨き上げる。
その後はコンパウンドを用いてメッキバンパーを丹念に磨く。
フロントは奇跡的に発掘された新品バンパーだが、クリア層がところどころ残っているので
それらをきれいにしていく。

フロントもリヤもある程度綺麗になったところで、エンジンをかける。

そこへ先ほどのあの方がご夫婦で登場。
なんと定期的に車好きが集まるレストランがあるので、よろしければ・・と
お誘いをいただく。住所の書かれたメモをいただき、またの再会を期待して
本日はお別れ。

完全に舞い上がる当方。
アイドリングを終えた頃に、軽く近所を一周。
交通安全週間の真っ只中、しかもそれでなくても当方の家の周りは
暴走族も多いけどパトカーも多かったりする地区。
迂闊にお近づきになられないよう、レーダーをセットしながら試運転。
いつもいそうなポイントをゆっくり流していると後ろにいたアウディのクーペが
痺れを切らしたのか、アクセルを踏み込みこちらを抜いてケンメリの前に躍り出る。
こうした行動を物陰から覗く人はどうやら今はいなかったようで。
それでも1km先で取締りを行っているという警告音が鳴り止まなかったり。
結局2速5000回転でしばらく回してみる。
こんなことでカーボンが飛んでくれればいいのだが、高速走行には適わないだろう。

道路に記された最高速度をきっちり遵守しながらレーダーの示すポイントを通過。
夕方のせいかこちらも誰もいないようだ。
適度なところでUターン。
再び駐車場に戻ってくる。

やはり下道をちょこちょこっと乗るだけではあの調子のよい咆哮を聞くことは
ままならず、お誘いいただいた集まりに参加する際は絶対高速で行こうと決意。

ケンメリを停めてエンジンを切る。
今度は思い切り走らせてやるぞと思いながらボディカバーをかけ夜勤へと向かった。
コメント
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