夜勤明けで帰る途中、薬局のワゴン(カート?)にティッシュペーパーとトイレットペーパーが山積みに。
お一人様一個までの注意書きはあるものの、行けば普通に買える状態。
コンビニに行ったら、お水コーナーに500mlから2リットルまでぎっしり陳列。
(電池はまだ無いけど)
震災から10日間。
被災地の方たちは未だ辛い状況下で過ごされているが、我々は停電の影響はあるかもしれないが、少なくとも日常の生活は送れているはず。
それでも我先に買い占めを行ったりしていた人たちは今頃カップ麺すすってるんだろうか・・
そんなことを思いつつ、雨が上がったのでケンメリの元へ。
カバーをはぐって水滴を除去。
今出来る事をやってあげたい。
カバーもボディも乾いているが、トランク周りはその構造と日当たりの関係からなかなか水気が乾ききらない。
溝の部分や、テールランプの入り組んだところなど、雑巾を這わせて水気を取っていく。
ボンネットも開けて、ドアも開けてサイドステップなどを拭いていく。
最後に乗ってから8日間しか経ってないが久しぶりな気分だ。
いつでも乗れる時でも20日間くらい放置してたこともあったくせに、車検とかその他で乗れない状況下にあると恋しくなる悪い癖。
それでもケンメリがあったおかげで、震災時に母と奥を救出できたことを考えれば、その労をねぎらうことくらいなんともない。
というか、こうしてケンメリに触れていられることがなにより嬉しい。
一頻り拭いた後、ボディカバーの擦れなどで付いてしまったエッジ部分を丹念に磨いて黒ずんっでいる汚れを除去。
モールからもやはり水たまりが出てきているので、それらも拭いて仕上げる。
ここまでやった後、エンジンを掛けるくらいならと思いコックピットに座り込む。
ガソリン臭が漂い、遅れ気味の時計の音がチッチッチッと聞こえてくる。
キーを挿し込み、撚る。
後方から電磁ポンプの音が聞こえる。
アクセルを踏み込み、セルをもう一段階捻る。
一撃でエンジンがかかったが、アクセルを緩めたためすぐにストール。
慌ててセルを捻る。
何度かやってるうちになんとか安定し始める。
アクセルをぐっと踏み込み2500回転ほどまで回し続けて安定させる。
目覚めた。
排煙で壁を汚すのが躊躇われたので、少し動かして排気方向を変える。
ちょうど斜向かいのマンションから陽が出てきて、ケンメリのいる場所を照らし始める。
眩しい日の光と共に、車内がじんわりと暖かくなっていく。
アクセルを徐々に戻して足を話すと、900回転ほどでしっかり安定。
ダメもとで行ってみるか。
そう思って、ギヤをローへ入れてクラッチを繋ぎ、駐車場内を走り始める。
スロープを降りて団地内の道路を抜けて、公道へ出る。
左右に気をつけてケンメリ発進。
いつも給油しているスタンドを目指した。
ラジオからは今朝起きた余震の事を報じているが特に被害はなく、交通規制も解除されたとの報道。
そして、いつものスタンドへ到着した。
スタンド内は灯油を給油している人が一人いるだけで、特に混雑している様子も売り切れで閉鎖されている様子もない。
数日前は長蛇の列ができて、警官二名が交通整理を行うくらい混雑しいたのを目撃したが本当に馬鹿だと思った。
価格は前回給油時より若干高いが、数年前に高騰していた頃よりはまだ良心的な価格。
そして、入手が厳しい状況を考えれば、並ばずにすっと買えるのがどれだけありがたいか。
渋滞の中、家族を乗せて活躍してくれた愛車にやっと食事を取らせることができた。
満タンになり、燃料計の針も右側にぐぐっと戻って一安心。
来た道を戻る形でケンメリを走らせる。
過度な速度は出さないが、アクセルをぐっと踏み込んでギヤダウンする。
徐々にエンジン音もスムーズになっていく。
まだまだ完全に元通りになるのは時間がかかるかもしれないが、少なくともケンメリは必要に応じて動かせるようになった。
お一人様一個までの注意書きはあるものの、行けば普通に買える状態。
コンビニに行ったら、お水コーナーに500mlから2リットルまでぎっしり陳列。
(電池はまだ無いけど)
震災から10日間。
被災地の方たちは未だ辛い状況下で過ごされているが、我々は停電の影響はあるかもしれないが、少なくとも日常の生活は送れているはず。
それでも我先に買い占めを行ったりしていた人たちは今頃カップ麺すすってるんだろうか・・
そんなことを思いつつ、雨が上がったのでケンメリの元へ。
カバーをはぐって水滴を除去。
今出来る事をやってあげたい。
カバーもボディも乾いているが、トランク周りはその構造と日当たりの関係からなかなか水気が乾ききらない。
溝の部分や、テールランプの入り組んだところなど、雑巾を這わせて水気を取っていく。
ボンネットも開けて、ドアも開けてサイドステップなどを拭いていく。
最後に乗ってから8日間しか経ってないが久しぶりな気分だ。
いつでも乗れる時でも20日間くらい放置してたこともあったくせに、車検とかその他で乗れない状況下にあると恋しくなる悪い癖。
それでもケンメリがあったおかげで、震災時に母と奥を救出できたことを考えれば、その労をねぎらうことくらいなんともない。
というか、こうしてケンメリに触れていられることがなにより嬉しい。
一頻り拭いた後、ボディカバーの擦れなどで付いてしまったエッジ部分を丹念に磨いて黒ずんっでいる汚れを除去。
モールからもやはり水たまりが出てきているので、それらも拭いて仕上げる。
ここまでやった後、エンジンを掛けるくらいならと思いコックピットに座り込む。
ガソリン臭が漂い、遅れ気味の時計の音がチッチッチッと聞こえてくる。
キーを挿し込み、撚る。
後方から電磁ポンプの音が聞こえる。
アクセルを踏み込み、セルをもう一段階捻る。
一撃でエンジンがかかったが、アクセルを緩めたためすぐにストール。
慌ててセルを捻る。
何度かやってるうちになんとか安定し始める。
アクセルをぐっと踏み込み2500回転ほどまで回し続けて安定させる。
目覚めた。
排煙で壁を汚すのが躊躇われたので、少し動かして排気方向を変える。
ちょうど斜向かいのマンションから陽が出てきて、ケンメリのいる場所を照らし始める。
眩しい日の光と共に、車内がじんわりと暖かくなっていく。
アクセルを徐々に戻して足を話すと、900回転ほどでしっかり安定。
ダメもとで行ってみるか。
そう思って、ギヤをローへ入れてクラッチを繋ぎ、駐車場内を走り始める。
スロープを降りて団地内の道路を抜けて、公道へ出る。
左右に気をつけてケンメリ発進。
いつも給油しているスタンドを目指した。
ラジオからは今朝起きた余震の事を報じているが特に被害はなく、交通規制も解除されたとの報道。
そして、いつものスタンドへ到着した。
スタンド内は灯油を給油している人が一人いるだけで、特に混雑している様子も売り切れで閉鎖されている様子もない。
数日前は長蛇の列ができて、警官二名が交通整理を行うくらい混雑しいたのを目撃したが本当に馬鹿だと思った。
価格は前回給油時より若干高いが、数年前に高騰していた頃よりはまだ良心的な価格。
そして、入手が厳しい状況を考えれば、並ばずにすっと買えるのがどれだけありがたいか。
渋滞の中、家族を乗せて活躍してくれた愛車にやっと食事を取らせることができた。
満タンになり、燃料計の針も右側にぐぐっと戻って一安心。
来た道を戻る形でケンメリを走らせる。
過度な速度は出さないが、アクセルをぐっと踏み込んでギヤダウンする。
徐々にエンジン音もスムーズになっていく。
まだまだ完全に元通りになるのは時間がかかるかもしれないが、少なくともケンメリは必要に応じて動かせるようになった。