【5日】
先日の雪かき後。
すっかり乾いているようで一安心。
本日は代休日。
夕方より一度実家へ向かう。
途中ガソリンスタンドで給油。
今日もスタンドの人とケンメリを通じて話をしたり。
ガソリンを満タンにした後元気良く出発。
裏道を通って環八へ出る。
第一車線を走行していると、目の前で白バイ2台が取り締まり中。
誘導にしたがって第2車線へ移ってそのまま実家へ向かう。
バックミラーで白バイが何やらこちらを・・・と思ったけど関係なさそうだ。
大通りに入り自宅近くのコインパーキングへ。
実家によって用事を済ませ頃合を見計らって再度出発。
今日の真の目的は・・・久しぶりの
ショップ行脚。
社長がだいぶ忙しかったようでお店へ遊びに行くのを遠慮していたのだが、やっとこさ余裕ができたとの事でお邪魔することに。
金曜日の夕方ということもあり道は渋滞。
高速道路もきっと渋滞していると判断し、お金を払って渋滞体験するならばと久しぶりに下道でショップへ向かう。
予めそうしたことを考慮しながらケンメリを出発。
空いてる時は30分弱で行けるショップだが、さすがにこの時間だと1時間半かかった。
お店へ到着し社長にご挨拶。
ちょっとだけ社長のお仕事をお手伝いした後、ついでということで(これが来店の目的ではなかったのだが)
オイル交換と、例のミッションからのオイル漏れを調べていただく。
すっかり日が暮れて寒い中での作業。
そしてジャッキアップしたところで、先日から続いているミッションオイル漏れを見ていただくと・・・
「とね、やっぱりスピードメーターケーブルからは漏れてねえぞ!」
と社長が一言。
「もぐって確かめてみな」
ということで、ガサゴソとケンメリの下に潜ってみたところ・・・
オイル漏れの箇所が判明。
スピードメーターケーブルではなかった。(当然だが)
オイルの噴いているその箇所は・・・バックスイッチ!(右端のところです)
ここからオイルが漏れていたのだった。
後期型のミッションはセンサー類が多く、こうした箇所からの漏れは普通にあるとのこと。
工場が落ち着く3月頃に入庫した時に作業しても全く問題ないとお墨付きをいただく。
それを聞いて元気百倍。
作業終了後エンジンを回してオイルを循環させる。
その後に止めてオイル量をチェック。
レベルゲージの真ん中どんぴしゃ。
さすが社長。
作業が終わりショップを後にする頃には日付が変わっ
ていた。
社長にお礼を述べて店を後にする。
帰りは急いで帰りたい気持ちもあったので高速を使う。
特に事故渋滞もなく流れは順調。
八潮南インターから三郷線に入りケンメリ加速。
先ほどまでの渋滞で被り気味だったエンジンも徐々に調子を取り戻す。
3速で加速した際にバックミラーには白煙が。もちろん不調などではなく、すぐに白煙は収まり絶好調の排気音へと変わっていくのが判る。
周囲には車はほとんどいない。
トラックをかわして、環状線C2へ。
5速まで入れていたギヤを3速まで落としC2へ合流する。
目の前のタクシーが走行車線へ移ったので追い越し車線を加速。
この先には自動取り締まり機があるのは承知済みでそこを用心深く通過。どうやら赤い光は灯らなかったようだ。
新しいオイルが入ってご機嫌なのか快音を奏でて高速道路を疾走。
最高速やドリフトなどはおっかないのでできないが、そんなことをせずとも運転を楽しむことは十二分に堪能している。
あっという間にC2から5号線へと入りさらに山の手トンネルへ。
前後ともほぼ無人状態のトンネルを加速していく。
後ろから偉い勢いでかっとんでくる車が一台。
何かと思えばプリウスのタクシー。
やたらと話題の車両だけに、アクセルが戻らないのかブレーキが利かないのかと勘繰りながら見ていると、かなりラフな運転で中野長者橋インターで降りていった。
4号線へ入り自宅へと向かう。
実家であれば永福インターで降りていくのだが今日は永福を通過し高井戸インターにて高速を降りる。
大通りから、狛江を抜けて世田谷通りへ。
そこから川沿いを走って自宅へ到着。
ショップ自宅間の所要時間は非常に短い時間となった。
駐車場についてエンジンをカット。
オイル漏れの懸念も除去できたことも何よりだったが、久しぶりに社長に会って挨拶できたのが良かった。
こうして思えば社長の所でエンジンを組んでいただいてからトラブルらしいトラブルは
発電量不足→オルタネータの不良(リビルト品なのでリビルトメーカーで良品と交換)
バッテリー不良→バッテリー会社へ新品交換
スピードメーターケーブル→34年間無交換だったので交換(エンジン作業時とは無関係)
バックスイッチからのオイル漏れ→同上
・・・と、社長に作業していただいた箇所はどこもおかしくない。
おかげで一般的に手がかかるとされがちな旧車でも街乗りから高速走行まで安心して乗って帰ってこれる。
現行車であれば当たり前のことでも旧車では一つ一つに喜びを見出してしまう(ただの馬鹿とも・・・)
エンジンがかかっても、ルームランプがつくだけでも嬉しいのだ。(それまで不具合を抱えていた部分が直るだけで喜びを感じる)
そんなケンメリライフを普通に送れる事に改めて感謝しながら家へと戻った。