緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

開業前の東京駅:丸の内南改札口前から東京ステーションホテル正面玄関まで

2012年09月27日 16時52分22秒 | 東京駅周辺


南ドームの周辺はほぼ完成仕掛けている雰囲気ですが、まだ駅前広場の中央部分は工事用シートに覆われています。JR東日本がホームページで公開している東京駅丸の内駅舎周辺の完成予想図などを見ても、駅前広場は緑化される部分が写っていますが、若干変更や修正が実施されている箇所が垣間見えました。




JR東日本の東京駅の復原工事の専用サイト「東京ステーションシティ」の完成予想図を見たところ、丸の内の駅前広場を南北に縦断している東京都道406号皇居前鍛冶橋線は丸の内駅前広場周辺において大きくルートが変更されていて、拡張された駅前広場を迂回する線形になっていますが、現況の駅前広場周辺を見ているとまだ工事が始まる兆しがありません。




南ドームの1階入口の「丸の内南口」の様子です。床面部分の段差が新調されていて、車椅子やベビーカーなども通り抜けるためのスロープが新たに造られていました。雨よけの屋根を支えるための補強材なども大正時代を模したデザインになっていて、すごく気に入りました。




今回の復原工事によって再建された3階部分を除いて、1・2階部分の壁面のレンガは再利用されています。なので所々で擦れていたり、色褪せてしまっている壁面が残されています。




現在の東京駅丸の内側のタクシー乗り場は中央改札口寄りに設置されているので、丸の内南口から駅舎沿いに歩く人々の姿が目立ちました。平日の午後1時過ぎの時間帯ですと、新幹線などで上京した人などが多いように感じました。




丸の内南口から、南ドームと中央改札口の丁度中間地点にある「東京ステーションホテル」のホテルエントランスまで、屋根付きの連絡通路が新しく造られていました。今流行りのガラス屋根であるところがいいですね。




丸の内南口前から北口方向を撮影してみました。復原工事の期間はこの位置から丸の内の高層ビル群を見渡すことはできなかったので、すごく新鮮な感じがしました。特に正面に建っている大理石のような「丸の内オアゾ・日本生命丸の内ビル」の存在感が強いです。




丸の内駅舎の壁面脇から1・2階部分と3階部分のレンガ壁の色の違いを観察してみましたが、一目瞭然でした。窓枠などのコンクリートの部分などは全て新調されていて真新しかったです。




駅舎の壁面の真下の部分は芝生の緑地帯として整備されています。まだ養生中のためか、工事用のポールで囲まれていました。完成予想図を見ると、駅前広場全体も緑地化される感じに見えます。




ガラス屋根の連絡通路は東京ステーションホテルの正面玄関へと続いていきます。




一部には焼け焦げたような壁面の箇所が残っており、今回の復原工事に際して何とかならなかったのかと感じてしまいました。




地上2階建てから3階建てへと復原されたことによって丸の内周辺の雰囲気が一変したと思います。とはいっても、緑は小さい頃から2階建ての丸の内駅舎しか知らなかったし、戦災によって3階部分が焼失した事実を知る以前は、それが本来の姿だと思っていたので何となく複雑な気分です。




2012年10月3日に開業する「東京ステーションホテル」の真新しい看板が設置されていました。丸の内駅舎の復原工事に合わせて2006年3月から休業していましたが、リニューアル工事が施されていよいよ開業の日が近づいてきました。




ホテルエントランスも真新しく作り直されています。ホテルは延床面積20800平方メートル、150室(ツイン86室、ダブル64室)、標準的な客室タイプ 約40平方メートル(50室)となっています。東京駅周辺に集中しているシティホテルやラグジュアリーホテルと比較すると中規模のホテルですね。ですが、東京駅へのアクセスは抜群です。




去年2011年は西日本最大のJR大阪駅「大阪ステーションシティ」のグランドオープンの話題で持ち切りだったので、今年2012年は東京駅の復原工事完成で盛り上げていきたいものです。

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