緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

初秋の大阪:梅田スカイビル空中庭園展望台からの眺め(1)

2012年09月11日 20時00分57秒 | 近畿地方の散策


JR大阪駅から建設中のグランフロント大阪の脇を通って「新梅田シティ」にやってきました。敷地内に立っている「梅田スカイビル」の空中庭園展望台からの眺めを楽しんでみようと思います。専用エレベーターとエスカレーターに乗車して高さ173メートルの展望台へ向かいます。




空中展望台より南東方向(JR大阪駅方向)。どんよりとした雲が広がっているのがなんとも惜しいですが、大阪駅・梅田の高層ビル群を撮影しました。東京の風景写真の撮影ですと快晴の天気の日を選んでピンポイントで綺麗な写真を撮影することができますが、大阪遠征の場合だと天候については「運」頼みな場合が多いです。




JR神戸線(東海道本線)・大阪環状線の線路の南側に広がっている「大阪ガーデンシティ」。同じ近畿地方でも京都盆地の中は不自然なほど高層ビルやタワーマンションが一切建っていないことに驚きますが、一方で大阪市街地では普通に高層ビル群が密集している風景を眺めることができます。




ビジネスホテルやオフィスビルなどが再開発跡地に整然と建ち並んでいます。手前を通っている線路群をしばらく見ていると、大阪環状線のオレンジ色の電車や、神戸線の快速・新快速などのステンレス製の列車が通過していきます。




空中展望台より南方向(JR福島駅方向)。見渡す限りオフィスビルや雑居ビル、中層マンションなどが密集しています。




所々に100メートルを超えるようなタワーマンションが点在しています。ビル群に隠れていて見えにくいですが、大阪環状線と神戸線の線路が分岐していたり、阪神本線の線路が走っていたりと、この辺りは多くの鉄道路線の線路が敷かれています。




上空を覆っていた厚い雲が少し抜けていったので、JR大阪駅周辺が少し明るくなってきました。堂島や中之島といった、大阪駅の南側に位置しているエリアの高層ビル群も見えます。




大阪港がある西方向は雲が切れて、晴れ間が覗いていました。




大阪の街も東京と同じように、オフィスビルが密集して立っているエリアがどこまでも続いています。大阪駅や天王寺駅といったターミナル駅の周辺部だけでなく、平野の広い範囲のエリアにビル群が広がっているのが「大都会」を名乗ることができるひとつの条件だと思います。




大阪港方向をズームで撮影してみると、南港北の埋立地に建っている「大阪府咲洲庁舎」が小さく見えました。




真下を見下ろすと「梅田北ヤード」の操車場が見えました。24haあるという「大阪駅周辺で最後の一等地」と呼ばれ、そのうちの7haが「グランフロント大阪」の再開発区域となっています。




JR大阪駅周辺は伊丹空港の航空路の下に位置していることから、高さ200メートルを超える高層ビルは建設されていません。今後、伊丹空港が関西空港と神戸空港の二つに統合されることによって廃止という流れになると、この先大阪駅周辺でも200メートル超えの高層ビルが立てられるかもしれません。




空中展望台より北方向(豊中市方向)。東西に横断している「淀川」の北側は豊中市や吹田市といった住宅密集地が広がっています。大阪市街地が標高の低い低地に広がっているのに対し、千里ニュータウンを中心とした人口密集地は「千里丘陵」と呼ばれている丘陵地帯の上に広がっています。




「淀川」は滋賀県の琵琶湖を源流に流れ、木津川、鴨川、桂川などを合流させ、大阪湾に流れ込んでいる一級河川です。現在の淀川は大阪駅の北側を流れていますが、以前は中之島周辺を流れている「大川」が淀川の本流でした。




この日の梅田スカイビルの空中庭園展望台は閑散としていました。




新梅田シティは梅田北ヤードの西側にあります。

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