緑には、東京しかない

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初秋の大阪:ブリーゼタワー33階展望ホールからの眺め

2012年09月14日 13時44分32秒 | 近畿地方の散策


梅田地下街を歩いて大阪ガーデンシティ内にある「ブリーゼタワー」の33階の展望ホールにやってきました。高さ177メートルノブリーゼタワーの最上階(33階)のダイニングフロアの一角は全面ガラス張りの展望スペースとして整備されていて、ビルの南側(堂島方向)を中心に眺めることができます。




JR大阪駅の南側の「ダイヤモンド地区」を撮影してみました。このエリアは五角形の敷地であることからダイヤモンド地区と呼ばれていて、高層ホテルやオフィスビルが林立しています。大阪市長である橋下さんによって大阪駅前第1~第4ビルを撤去して緑地帯にするという構想が上がっているそうです。




北新地方向を撮影してみました。ダイヤモンド地区の南側は西日本一の高級飲食街である「北新地」の繁華街が広がっています。北新地の界隈を取り囲むように、周辺は高層ビルが立ち並んでいます。




南側の中之島に建っているのは開業に向けて内装工事が進められている「中之島フェスティバルタワー」です。高層階のオフィス部分には朝日新聞本社が入居する予定になっているほか、低層階には音楽ホールである「フェスティバルホール」が造られています。現在は一棟だけ建っていますが、2010年代後半をめどにもう一棟建設されてツインビルになります。




ダイヤモンド地区・北新地の南側は「堂島」と呼ばれています。この辺りには「曽根崎川」という小さな川が流れていて、南側を流れている堂島川に囲まれた本当の中洲だったのです。戦後に曽根崎川は埋め立てられたので完全な中洲ではなくなってしまいましたが、堂島という地名は残っています。




ズームで撮影した「中之島公園」の緑地帯です。川の周辺に業務地区が整備されており、その中の中洲に緑地帯が整備されていて、その周辺は高層ビルに囲まれているという風景は東京でも見ることはできません。まさに「水の都・大阪」を象徴する光景だと思います。大阪がフランスの首都パリに似ているとよく言われるのはまさに納得できることではないでしょうか。




真下を見下ろしてみると、堂島周辺はオフィスビルの比率が大きい場所ですが、中層マンションも結構あります。東京で言うと、東銀座周辺の雰囲気に似ていると思います。




中之島東部には高層ビルが密集しています。節電の垂れ幕を掲げているのは「関電ビル」です。富山県・黒部川の黒部ダムなどの水力発電所群、若狭湾沿岸に立ち並ぶ原子力発電所群などを所有している関西電力の総本山です。今年の初夏に関電の株主総会で橋下さんがやりあっていたことは首都圏でも大きな話題となっていました。




関電ビルの手前側で工事が進められているのは「ダイビル本館」です。かつてこの場所には1926年竣工の旧ダイビルが建っていましたが、2009年末より解体工事が開始され、翌年から新築工事が始まりました。来年の2013年に開業することになっています。




中之島を南北に縦断している「四ツ橋筋」周辺をズームで撮影してみました。中之島フェスティバルタワーの四ツ橋筋を挟んだ向かい側には「朝日新聞ビル」「大阪朝日ビル」が現在建っていますが、ここにフェスティバルタワーと同じ形状の高さ200mの高層ビルが建設されます。




梅田から堂島・中之島にかけては大阪市内で最も高層ビル群の密度が高い地域となってて、現在も至る所で高層ビルの再開発工事が進められています。今までの大阪のビジネス街の中心といえば本町・淀屋橋周辺だと言われていましたが、それが梅田方面へ北上していると言われています。




東側を撮影してみると「大阪ビジネスパーク」の高層ビル群が小さく見えました。大阪城公園の緑地帯の北側、旧日本軍の砲兵工廠の跡地に再開発されたビル群です。




中之島の中心部には、橋下さんが仕事をしている大阪市役所が見えます(右下)。奥の方に見える大阪城公園の広大な緑地帯も合わせて、このあたりは高層ビル街の中にありながら、非常に自然が多い場所です。




ダイヤモンド地区と北新地の間を通っている大通りが「曽根崎通り」です。




ズームで撮影してみると、大阪城北側の桜ノ宮公園方向まで片側3車線の大通りがまっすぐ東へ向かって伸びています。この大通りの真下をJR東西線や、大阪市営地下鉄谷町線のトンネルが通っています。




地上から撮影したブリーゼタワーです。この次は地下鉄を乗り継いて北浜へ向かいます!!!

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