
日比谷ビルディングと東新ビルの再開発:工事進捗率3% 2015年5月21日
東京電力が保有していた「東新ビル」と、その東新ビルの西側に隣接して建っていた「日比谷ビルディング」の再開発計画です。二つのビルの再開発計画は一体的に建て替えられるのではなく、それぞれ独立した形で新ビルを建設することになります。
※この二つの敷地の再開発は、今後一体的に扱うか、それぞれ独立した記事に分割するか検討中です。
東新ビルと、その再開発について
東新ビルは元々、東京電力が保有していたオフィスビルだったのですが、東日本大震災時の福島第一原発事故の補償費用ねん出のために、NTT都市開発へと売却されました。2012年9月末に250億5000万円で売却された東新ビルは、地上9階・地下4階建て、延べ床面積2万7687平方メートルの規模で、1983年に竣工した建物です。
その後、NTT都市開発によって2013年11月から東新ビルの解体と再開発を行う「新橋1丁目計画」が着手されました。
日比谷ビルディングと、その再開発について
清和綜合建物が保有している「日比谷ビルディング」は、東新ビルの敷地西側に隣接して建っていたオフィスビルです。1952年竣工の既存ビルは2014年12月に地上部分の撤去が完了しています。地下解体後の2015年4月に新ビルの建設を開始し、2016年11月の完成を目指します。
ニュースリリース:ケンプラッツ発表の記事 2012年9月28日
【売買】東京電力、新橋のオフィスを250億円で売却<追加情報あり>
ニュースリリース:日刊建設工業新聞の記事 2013年11月6日
NTT都市開発/東京・新橋の開発プロ始動/共立建設で既存建物解体着手

南東側から撮影した「東新ビル」「日比谷ビルディング」の再開発工事現場の全景です。手前側が東新ビルの敷地で、奥が日比谷ビルディングです。

再開発工事現場の敷地南側を通っている道路をズームで撮影しました。周辺は、西新橋地区のオフィスビル街がい広がっています。

北東側から撮影した再開発工事現場2区画の全景です。

再開発工事現場の敷地北側を通っている道路を撮影しました。

北西側から、日比谷通りの歩道から撮影しました。

南西側から撮影しました。

再開発工事現場の敷地西側の工事用フェンスを撮影しました。

再開発区画の地図です。