
(仮称)新鉄鋼ビルディング:工事進捗率85% 2015年6月4日
JR東京駅の八重洲北口、外濠通り脇に建っていた「第一鉄鋼ビルディング」「第二鉄鋼ビルディング」の再開発工事です。1951年に竣工した第一ビルと、1953年に竣工した第二ビルは、どちらも2012年3月を持って閉館となり、新しい「新鉄鋼ビルディング」として地上26階建ての高層オフィスビルに生まれ変わります。外観は建て替え前のデザインを一部継承し、掘りの深い端正なファサードが採用されます。下層階には店舗を配置し、敷地南側に建っていた第2鉄鋼ビルディング跡地にはサービスアパートメント棟が建設されます。
再開発計画の概要
地上26階・地下3階建て、高さ140メートルのオフィス棟と、地上20階・地下3階建て、高さ100メートルのサービスアパートメント棟で構成されていて、延床面積計約110,000平米の大型開発となります。中長期滞在者用の高級賃貸住宅「サービスアパートメント」を約120室設け、羽田・成田両空港行きのバスが発着する24時間営業のバスターミナルも開設されます。

完成予想図の全景です。
「(仮称)新鉄鋼ビルディング」
所在地 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号
竣工 平成27年10月末(予定)
主要用途
オフィス棟:事務所・店舗・貸会議室・駐車場
にぎわい施設棟:サービスアパートメント・ラウンジ・フィットネス・店舗・空港リムジンバス発着場
構造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造階数地上26階、地下3階、塔屋1階
最高高さ 約135m
敷地面積 7,399.67㎡(2,238.40坪)
延床面積 約117,000㎡(約35,392坪)
事業主株式会社 鉃鋼ビルディング
設計・監理 株式会社三菱地所設計
施工 大成・増岡組建設共同企業体
駐車場 209台
プレスリリース:公式ホームページ
株式会社 鉄鋼ビルディング

永代通りの「呉服橋交差点」前から撮影した「オフィス棟」の全景です。地上26階・地下3階建て、高さ140メートルの規模となっていて、既に建物自体は完成しているように見えますね。

呉服橋交差点内の車列が途切れた瞬間を狙って、低層階部分を撮影しました。低層階部分を覆っていた工事用シートの取り外し工事が進められていました。

建物内の一部には、既に室内灯が点灯されているのが確認できました。

高層オフィス棟の頭頂部を見上げてみると、まだ工事用タワークレーンが撤去されずに残されていました。

呉服橋交差点から外濠通りを南側へ向かって歩き、八重洲北口方向へ向かいます。

三井住友銀行ビル前から、巨大な壁のようにそびえ立っている高層オフィス棟を見上げて撮影しました。

工事用シートが撤去され始めている低層階部分ですが、内装工事はこれから始まるのですね。

外濠通り側に設置されている工事用の資材搬入口を撮影しました。

高層オフィス棟の南側で建設中の「サービスアパートメント棟」の全景を撮影しました。地上20階・地下3階建て、高さ100メートルの規模となっています。

「サービスアパートメント棟」も、最高高さである100メートルに達していました。高層階部分の壁面はまだ工事用シートで覆われていました。

中層階部分をズームで撮影してみると、鉄骨の柱や梁部分がむき出し状態となっていました。これからカーテンウォールの取り付けが始まるのでしょうか。

高層階部分を東側から見上げて撮影しました。

商業施設やラウンジ、リムジンバスターミナルなどが設置されることになる低層階部分も工事用シートに覆われていました。

同じ場所から振り返って、呉服橋交差点方向を撮影しました。

高層オフィス棟と、サービスアパートメント棟の二つの高層ビルの継ぎ目部分をズームで撮影しました。

八重洲口会館ビル前から撮影した「(仮称)新鉄鋼ビルディング」の2棟の高層ビル群の全景です。

サービスアパートメント棟の頭頂部を見上げて撮影しました。午後3時過ぎの時間帯だったので、周辺が徐々に暗くなってきました。

南東側から撮影した低層階部分の全景です。

外濠通りと八重洲通りがT字路を形成している「東京駅八重洲中央口交差点」前から撮影した高層ビル群の全景です。

横断歩道を渡って、再開発工事現場の敷地前にやってきました。サービスアパートメント棟をそばから見上げて撮影しました。

呉服橋交差点前から高層オフィス棟をそばから見上げて撮影しました。

再開発工事現場の地図です。