虎ノ門9森ビルを含めた再開発計画:計画段階中 2015年5月21日
森ビルは環状2号線新橋周辺、赤坂、六本木で約10件の大型再開発を行いますが、その一つが虎ノ門ヒルズの敷地南側、「虎ノ門9森ビル」一帯の再開発工事です。東京圏国家戦略特別区域会議の東京都都市再生分科会が2015年4月10日に開かれ、「愛宕地区再開発等促進区を定める地区計画(I地区)」の都市計画素案が公表されました。地上56階・地下4階建て、延べ約12万2000平方メートル規模で高さ約220メートルの超高層マンションが建設されることになります。2016年6月に着工し、2019年9月の竣工を予定しています。
素案によると、同地区には外国人の滞在者も想定した国際的な居住機能を導入するとし、長期滞在型の分譲・賃貸住宅を中心としながら、多様な滞在ニーズに対応するため低中層部に短・中期滞在型のサービスアパートメントを配置するとしています。
南西側からのイメージパースです。
プレスリリース:総理大臣官邸発表の報道資料
資料9 愛宕地区再開発等促進区を定める地区計画(I地区) 都市計画(素案)の概要
資料10 東京都市計画地区計画の変更(原案)
ニュースリリース:日刊建設工業新聞のニュース 2015年4月13日
森ビル/愛宕山周辺Ⅰ地区開発(東京都港区)/56階建てマンション計画
虎ノ門ヒルズ森タワーの敷地内の「ステップガーデン」の散策道内から撮影した「愛宕地区再開発等促進区を定める地区計画(I地区)」の再開発区画内の街並みの全景です。
虎ノ門ヒルズの再開発工事と並行して、再開発区画の敷地北側を通っている道路も整備され直しています。
再開発区画内に建っている「虎ノ門9森ビル」の建物の低層階部分を撮影しました。建物内部にはまだテナントが入っていて、人がいる気配がしました。
虎ノ門ヒルズと、愛宕山の丘陵地帯の間の区画が再開発区域となっています。