緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

赤坂一丁目地区再開発の進捗状況 2015年5月21日

2015年06月05日 06時01分00秒 | 再開発・港区


赤坂一丁目地区再開発:工事進捗率3% 2015年3月12日
アメリカ大使館の敷地の北側に隣接しているエリアの再開発計画「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」です。小さなオフィスビルや雑居ビルが密集していた跡地(約2.5ヘクタール)に、地上37階、高さ約200メートルの超高層オフィスビルを建設します。緑化率50パーセントを超える緑地内には低層店舗が併設されます。2014年1月から既存の古い建物群の解体工事が始まり、同年8月に着工、2017年4月竣工を予定しています。

これまでの経緯と、今後の予定
2008年3月28日 赤坂一丁目地区市街再開発準備組合設立
2011年9月12日 赤坂一丁目地区市街再開発に関する都市計画決定告示
2013年9月19日 赤坂一丁目地区市街再開発組合設立
2013年9月19日 権利変換計画認可
2014年1月 解体工事着手
2014年8月 本体工事着工
2017年4月 本体工事竣工

再開発計画の特徴
1.敷地全体を大小の樹木を配置した緑化空間とし、敷地内の緑化率50パーセント超を実現します。緑地内には飲食店を配した、都心における稀少な緑のオアシスを創出します。
2.幅員10メートル、長さ約200メートルの多重列植の街路樹空間を整備します。赤坂・虎ノ門エリアにおける、溜池山王駅からの玄関口にふさわしい緑豊かな街造りを目指します。
3.既存の地域冷暖房システム(DHC)とコージェネレーションシステム(CGS)を連携し、高効率なエネルギー利用を促進します(※DHC:赤坂・六本木アークヒルズ地区)。また、高効率CGSや太陽光発電設備の導入による電力供給も促進します。



赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都港区赤坂一丁目5番(一部)、6番、8番、9番(一部)
用途:事務所・共同住宅・集会施設・店舗など
階数:地上37階、塔屋1階、地下3階
高さ:200.58m
敷地面積 16088.32㎡
建築面積:7130.00㎡
延床面積:175296.99㎡
構造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造
建築主 赤坂一丁目地区市街地再開発組合
参加組合員 新日鉄興和不動産
設計者 日本設計
施工者 大林組
工期 2014年7月着工~2017年4月竣工予定

プレスリリース:新日鉄興和不動産発表の報道資料
大規模再開発プロジェクト 「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」
プレスリリース:同じく新日鉄興和不動産発表のPDF資料 2013年9月20日
「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」権利置換計画認可について



アメリカ大使館前交差点から撮影した「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の全景です。アメリカ大使館前という物々しい雰囲気の中で工事が行われています。




再開発工事区画の北側を通っている道路を共同通信会館前から撮影しました。この道路を西側(六本木通り側)へ向かって散策していきます。




再開発工事区画の北東側に建っている「三会堂ビル」脇を通り抜けていくと、前方に再開発工事現場の工事用フェンスが見えてきました。




2000年代後半までのアメリカ大使館の北側一帯は、オフィスビルや雑居ビルなどが密集する街並みでした。この場所に地上37階・地下3階建て、高さ200メートルの高層ビルが建設されます。




再開発工事の暁には、この道路も歩道などが設けられるでしょうか。




再開発工事現場の敷地西側を執っている六本木通り前にやってきました。非常に人通りや車の交通量が多い中で工事が行われています。




六本木通り側の歩道部分も拡幅されるでしょうか。




南西側から撮影した再開発工事区画の全景です。広大な空き地の背後には、霞が関や永田町地区の高層ビル街が広がっています。




最後に「赤坂ツインタワー」の解体工事現場前から撮影した再開発工事区画の全景です。




「赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業」の区画の地図です。

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虎の門病院や共同通信会館周辺の再開発 2015年5月21日

2015年06月05日 06時00分00秒 | 再開発・港区


(仮称)虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 2015年5月21日
2014年3月に開通した環状第2号線に面した虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館を含む再開発計画です。いずれの建物も1960年台前後の高度経済成長期に建設されたビルであり、近年になって一斉に寿命を迎えていたので、建て替えられることになりました。UR都市機構及び国家公務員共済組合連合会が事業主体となります。

再開発事業の概要
国立印刷局・虎ノ門工場の機能を他所へ移転、本局の共同通信会館への仮移転ののち、跡地に地上19階、高さ約99メートルの病院棟を建設します。現在の虎の門病院の跡地には地上36階、高さ約179メートルの業務棟の高層ビルを建設し、国立印刷局の本局や共同通信会館の機能を移転します。

さらに現在の共同通信会館敷地の一部を活用したアメリカ大使館前交差点の改良、広場・歩行者デッキの整備、周辺道路の拡幅整備なども同時に実施される予定です。

2009年度 地権者により再開発協議会設置
        機構に対し再開発協議会から事業への参画要請
2013年度 地権者による地区計画の提案
        機構による都市再生特別地区の提案
        再開発事業の施行認可申請
2014年度 特区及び地区計画に係る都市計画決定(予定)
        施行認可(予定)
2015年度 病院棟着工
2019年度 業務棟着工
2024年度 竣工




「(仮称)虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目及び赤坂一丁目各地内
用途地域 商業地域、防火地域
事業手法 第一種市街地再開発事業(予定)
施行予定者 独立行政法人都市再生機構(予定)
        国家公務員共済組合連合会(予定)
敷地面積 約22500㎡
延床面積 約255200㎡
計画容積率 1000%
工事期間 平成27年度着工~平成36年度竣工
建築物の階数・高さ
・業務棟/約179m 地上36階地下3階
・アネックス棟/約20m 地上2階
・病院棟/約99m 地上19階地下4階

プレスリリース:UR発表の報道資料 2014年1月20日
「虎ノ門二丁目地区」都市計画提案の提出について
プレスリリース:同じく、UR発表の別の資料 2014年4月
虎ノ門二丁目地区 都心の大規模病院の周辺街区との一体的な建替えによる機能更新(環状2号線〔新橋~虎ノ門〕周辺地区)



環状第2号線の「虎ノ門二丁目西交差点」前から撮影した「虎の門病院」の建物群の全景です。開通して約1年が経過した環状第2号線ですが、多少は賑わいが生まれてきました。




交差点前から環状第2号線の大通りを見渡して撮影しました。環状第2号線はこの先の「特許庁前交差点」で外濠通りに合流しています。




虎の門病院の敷地東側を通っている道路を南側(虎ノ門四丁目側)へ向かって歩いて行くと、前方に工事用シートに覆われた建物が見えてきました。再開発区画内の「国立印刷局虎ノ門工場」の建物群です。




国立印刷局虎ノ門工場の建物を先行的に解体して、その跡地に地上19階・地下4階建て、高さ約99メートルの「病院棟」を建設します。新病院棟内に虎の門病院機能が移行した後、現在の虎の門病院の建物を解体する流れとなっています。




再開発工事区画の敷地南側を通っている「潮見坂(しおみざか)」前にやってきました。この辺りはホテルオークラやアメリカ大使館などが建ち並ぶ、重要エリアとなっています。




潮見坂下から見上げて撮影した国立印刷局虎ノ門工場の建物群です。現在は敷地沿いが工事用フェンスに囲まれていて、解体工事のための工事用パネルの取り付け作業が行われてます。




再開発区画の敷地東側を通っている道路を撮影しました。この界隈は、港区内でも屈指のオフィスビルの密集地帯が広がっています。




潮見坂を坂上方向(アメリカ大使館方向)へ向かって歩いて行きます。国立印刷局の建物群は、潮見坂の緩やかな斜面上に建設されているのですね。




国立印刷局虎ノ門工場の潮見坂に面して設置されている正門を撮影しました。現在は工事用資材の搬入口として活用されています。




前方に潮見坂の坂上が見えてきました。坂上にあるのがアメリカ大使館で、この辺りは制服警察官の人が警戒していて、物々しい雰囲気に包まれていました。




坂上前から振り返って国立印刷局の建物群を撮影しました。




虎の門病院、共同通信会館、国立印刷局を含む一つの区画全域(JTビルは除く)が再開発区画です。

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