
ミキモト本店ビル建て替え計画:工事進捗率40% 2016年8月25日
銀座四丁目交差点の北側、中央通り(国道15号線)に面して建っている、装飾品企業としては大手の「ミキモト本店ビル」の建て替え計画です。既存の本店ビルは築40年が経過していることに加え、2020年の東京五輪開催により国内外の観光客が増加することを見据え、建て替えを決定しました。2015年1月に現本店の営業を終了し、解体工事に着手します。新本店は2017年3月の開業を目指します。開業までは銀座2丁目の「MIKIMOTO Ginza 2」を仮店舗とする方針です。
現在の「ミキモト本店ビル」は地上9階・地下2階建て、延べ床面積3,012平方メートルで、1974年に竣工しました。地上1階~4階は宝飾店舗、5階以上は自社の事務所などとして使用し、地下1階は飲食店舗に賃貸しています。
新本店は地上12階・地下2階建て、延べ床面積約4,500平方メートルの規模となります。建て替えによってミキモトの売り場面積は約2.5倍に拡大する見込みです。設計・施工は鹿島が担当し、ファサードのデザインは、建築家で東京大学名誉教授の内藤廣氏が手がけます。
ミキモトとは?
東京都中央区築地に本社を置き、宝飾品の製造、販売等を行う株式会社です。真珠の販売に関して世界一のシェアを持っていて、アコヤ貝による養殖に1905年、世界で初めて成功した“真珠王”御木本幸吉氏が創業者です。

「ミキモト本店ビル建て替え計画」
所在地:東京都中央区銀座4-5-5
用途地域:商業地域
敷地面積:約410㎡
延床面積:約4,500㎡
建物概要:RC造、CFT造
建物高さ:地上12階、地下2階 高さ約56m
主要用途:商業・事務所
工事予定期間:平成27年1月~平成29年1月
供用開始予定:平成29年3月
ニュースリリース:ケンプラッツ発表のニュース 2014年6月5日
【開発】五輪需要視野に銀座本店を建て替え、ミキモト
プレスリリース:公式ホームページ内のニュース&イベント
ミキモト本店ビルを建て替え~2017年春 竣工・グランドオープン~
ミキモト本店ビル建て替え計画~建築計画のおしらせ~

銀座四丁目交差点前から撮影した「ミキモト本店ビル建て替え計画」の鉄骨群の全景です。2か月程の間に、鉄骨の高さが40メートル近くまで積み上がっていました。

南東側から撮影したミキモト本店ビルの鉄骨群の全景です。周辺に建っている和光銀座や山野楽器銀座本店の建物などよりも高さが高くなっていました。

銀座三越前から見上げて撮影しました。山野楽器銀座本店の建物よりも10メートルほど高くなっています。

南東側から低層階部分を撮影しました。

北東側から低層階部分を撮影しました。

北東側から鉄骨群の全景を撮影しました。工事用タワークレーン1基で工事が行われています。

鉄骨群の高層階部分を撮影しました。

銀座三丁目交差点前から鉄骨群の全景を撮影しました。

建て替え工事現場の地図です。