緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

東京駅前 常盤橋街区再開発プロジェクト地区の現在 2016年8月25日

2016年09月08日 06時01分00秒 | 再開発・千代田区


東京駅前 常盤橋街区再開発プロジェクト地区の現在 2016年8月25日
三菱地所が東京駅の日本橋口前に建設予定の高層オフィスビル群の再開発区画です。三菱地所によって行われる再開発計画の名前は「常盤橋街区再開発プロジェクト」と呼称されていて、3.1ヘクタールの再開発区画内に4棟の建物が建設されます。現在の区画内には日本ビルヂング、朝日生命大手町ビル、JXビル、パソナグループ本部ビルや広場などがあります。大手町連鎖型都市再生プロジェクトの第4次事業にあたるもので、総延床面積68万平方メートルの大規模複合プロジェクトとなっています。地権者は三菱地所のほか、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、独立行政法人都市再生機構などで、三菱地所が代表として再開発事業の施行予定者となります。計画地を含む街区は都市再生特別地区の指定を受けており、容積率は現行の1300%から1510%への増加が見込まれています。

地上61階建て、高さ約390メートルと、地上37階建て、高さ約230メートルの高層オフィスビルをコアとして、敷地内には大規模広場や商業施設などが整備されます。

A棟:地上37階・地下5階建て 高さ約230m 延べ面積約140,000㎡ 2018年度着工・2021年度竣工 
B棟:地上61階・地下5階建て 高さ約390m 延べ面積約490,000㎡ 2023年度着工・2027年度竣工
C棟:地下4階建て 延べ面積約20,000㎡ 2018年度着工・2027年度竣工
D棟:地上9階・地下3階建て 高さ約65m 延べ面積約30,000㎡ 2017年度着工・2022年度竣工

プロジェクトの特徴
1.広域的な都市基盤の更新・歩行者ネットワーク・広場等の更新
(1)下水ポンプ場・変電所・都市計画駐車場の更新・再構築
(2)東京駅・周辺地区を結ぶ地下歩行者ネットワークの整備
(3)常盤橋公園の再整備と一体となった大規模広場・親水空間の整備
2.国際競争力強化を図る都市機能の整備
(1)「東京国際金融センター」構想の実現に資するビジネス交流機能の導入
(2)国際都市東京の魅力を高める都市観光機能の導入
3.高度防災都市づくりと環境負荷低減
(1)災害復旧活動の拠点となる広場整備と帰宅困難者対策
(2)自立・分散型エネルギーの導入と水の自立化
(3)省エネルギー化による環境負荷低減

再開発事業の経緯と今後
2015年度中 国家戦略特別区域計画の内閣総理大臣認定(予定)
2016年度 事業認可・権利変換認可手続
2017年度 D棟着工(再開発事業開始)
2018年度 A棟着工、C棟着工
2021年度 A棟竣工
2022年度 D棟竣工
2023年度 B棟着工
2027年度 B棟竣工、C棟竣工(全体竣工)


外観イメージ(日本橋側から)です。


大規模広場のイメージ(東京駅側)です。


再開発計画の現況配置図と計画配置図です。


再開発計画の断面図です。

プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2015年8月31日
「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について
ニュースリリース:ケンプラッツ発表の記事 2015年9月3日
【開発】総延べ床68万m2、三菱地所の常盤橋街区再開発
プレスリリース:首相官邸内閣府地方創生推進室 第6回 東京都都市再生分科会 配布資料 2015年8月31日
資料1 都市計画(素案)大手町地区(D-1街区) PDF



常盤橋街区再開発プロジェクトの再開発街区内に建っている「JXビル」と「日本ビルヂング」の解体工事が始まっています。JXビルの敷地沿いに工事用フェンスが展開していました。




「日本ビルヂング」も現在は無人状態となっていて、こちらも工事用フェンスが敷地沿いに展開していました。




日本ビルヂングの敷地東側に整備されている歩行者用通路は通れるようになっていました。




敷地南側を通っている「永代通り」沿いにも工事用フェンスが展開していました。




南西側から「JXビル」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。




永代通りの車の交通量は非常に多かったです。




「常盤橋街区再開発プロジェクト」の地図です。

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住友不動産 東京日本橋タワーの周辺工事 2016年8月25日

2016年09月08日 06時00分00秒 | 再開発・中央区


日本橋二丁目地区プロジェクト北地区の周辺工事:工事進捗率20% 2016年8月25日
2015年5月に開業した「住友不動産 東京日本橋タワー」ですが、高層オフィスビルの周辺部の工事が現在も続けられています。日本橋交差点寄り、敷地の北西側に建っている「日本橋交差点ビル」の解体工事が現在行われています。

都市再生特別地区(日本橋二丁目地区)
都市再生特別地区とは、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域内において、既存の用途地域等に基づく用途・容積率等の規制を適用除外したうえで、自由度の高い計画を定めることができる地区です。これは地域整備方針に沿い、かつ都市再生効果の大きい事業計画に対して、広範な都市計画の特例を認めることにより、事業者のアイディアを活かした土地の合理的で健全な高度利用を図ろうとするものです。

新しい高層オフィスビルの概要
永代通りと中央通り、昭和通りに囲まれた敷地面積約8800㎡の2つの街区に、業務、商業、多目的ホールなどで構成される延床面積約138000㎡(約42000坪)のビッグプロジェクトです。事業の中核となる免震タワー棟(地上35階、地下4階)は、中高層階にオフィス、低層階は店舗、地下には多目的ホール等を備えています。また、開発に併せて地下鉄「日本橋」駅との接続、駅前広場や観光案内所などの整備を予定しており、日本橋エリアのさらなる活性化の一翼を担うとともに都市再生への貢献を図ります。

2014年10月16日、住友不動産株式会社は「日本橋二丁目地区北地区」計画の中で、事業の中核となる超高層タワー棟の名称を「東京日本橋タワー」と決定したと発表しました。

都市再生への貢献
1.交通結節点機能の強化
地下鉄銀座線と東西線、浅草線が交わる「日本橋」駅の乗換動線や滞留空間を改善するため、コンコースと連続する地下に広場を確保するとともに、日本橋交差点に面して約1500㎡の広場を整備、交通結節点としての役割を強化し、駅前に相応しい玄関口を創出します。

2.歩行者空間の充実
憩いの空間ともなる駅前広場の整備と併せ、建物のセットバック等により、歩行者空間を改善します。さらに、本事業の位置する日本橋二丁目東側エリアでは現在整備されていない駅と地上間のバリアフリー化を進め、安全で快適な回遊性の高い歩行者ネットワークを実現します。

3.地域の防災機能向上
建物の不燃化、耐震化により安全な市街地の形成を図るとともに、災害時には日本橋駅前の防災拠点として機能するため、非常
用発電機による72時間分の電源確保、防災備蓄倉庫の整備、駅前広場の救護センターや物資供給場所としての活用に加え、仮設トイレの設置スペースを確保します。また、多目的ホールや駅前広場を帰宅困難者受入スペースとして運用するなど、地域の防災力向上に取り組みます。

4.交流・観光支援機能の導入
多くの老舗や百貨店等が集積し、日本を代表する商業・文化の拠点として発展してきた日本橋エリアのさらなる活性化の一助となるべく、空港アクセスの良い都営浅草線日本橋駅側の8番街区に観光情報等を発信する施設を設置します。また、展示会やレセプション等の交流支援、シンポジウムやセミナー等の業務支援にも利用可能なエリア最大規模の多目的ホール(1000㎡超)を整備します。

最新のBCP(事業継続計画)対応
超高層棟は、BCP(事業継続計画)の観点から、地震や停電等のトラブルに備える様々な最新設備を取り入れています。
① 地震などの揺れを低減する免震構造を採用
② 浸水被害を軽減するため受電設備等を6階に設置
③ 事故等で本線からの送電が停止しても予備線から受電可能2 回線受電方式を採用
④ 万一の停電時には、共用部に加え貸室内にも電力を供給する72時間対応の非常用発電機を装備
⑤ 通常時、非常時ともガスによる発電を併用したコージェネレーションシステムを導入

最先端のオフィススペック
中高層のオフィスフロアは、基準階貸室面積約820坪、室内に柱型がでない整形無柱空間を実現し、高いレイアウト効率を誇ります。また、快適なオフィス環境を創出するため、天井高3m+フリー アクセスフロア10cm、個別空調システムといった最先端の設備、機能を備えています。

事業概要
所在地 東京都中央区日本橋二丁目7番・8番の一部(地番)
地域地区 商業地域/防火地域 日本橋・東京駅前地区地区計画
敷地面積 8769 ㎡(約2650坪)
区域面積 約2.2ha
延床面積 約138000㎡(約42000坪)
計画容積 1400%
設計 株式会社日建設計
施工 株式会社大林組
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、貸会議室
階数 7番街区 超高層棟 地上35階 地下4階
階数 8番街区 低層棟 地上2階 地下2階
竣工予定 超高層棟:平成27年/ 全体竣工:平成29年
交通 東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結

プレスリリース:住友不動産株式会社による報道資料 PDF 2013年1月18日
日本橋交差点角・新たなランドマーク 「日本橋二丁目地区北地区」 着工
プレスリリース:住友不動産株式会社による報道資料 PDF 2014年10月16日
日本橋交差点角、「東京日本橋タワー」 誕生



「住友不動産 東京日本橋タワー」の敷地内から工事現場を撮影しました。




南側から工事現場の全景を撮影しました。




南西側から工事現場の全景を撮影しました。工事用タワークレーンが1基展開していて、敷地内では鉄骨の組み立て工事が行われていました。




鉄骨群をズームで撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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