緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

快晴の東京ガーデンテラス:江戸城赤坂御門跡地と3階達磨坂テラス PART1

2016年09月24日 06時00分00秒 | 皇居周辺・城西


東京ガーデンテラス紀尾井町の再開発区画の南東角にある、「諏訪坂」の坂下にやってきました。坂下から周辺を見渡してみると、正面には江戸城の赤坂御門跡地の石垣群が整備されていました。




坂下から諏訪坂の全景を撮影しました。再開発工事に伴って、諏訪坂の歩道部分も新しく整備され直されていて、地下鉄半蔵門線と南北線の永田町駅の9A出口も新しくなっていました。




南側から敷地内に建っている「紀尾井レジデンス棟」の高層タワーマンションを見上げて撮影しました。地上21階・地下2階建て、高さ90メートルの規模となっています。




南東側から「紀尾井タワー」の高層オフィス棟の全景を撮影しました。手前側に写っている赤坂御門跡地の石垣群があると、高層オフィスビルが引き立ちますね。




石垣群のそばには芝生広場と、説明板スペースが整備されていました。皇居の西側一帯にはこの赤坂御門跡地を含めて江戸城の防衛拠点が多く、ほかに四谷見附跡地や市ヶ谷見附跡地、溜池跡地などがありますね。




「史跡 江戸城外濠跡 赤坂御門」の説明板を撮影しました。この場所に赤坂見附という名前の防衛関所があったことは一般知識としては知っていましたが、枡形石垣があったなんて初めて知りましたよ。




その隣には、明治時代に撮影された赤坂御門の写真が掲げてありました。私が今立っている場所が、枡形石垣の中に相当しているのですね。




目の前に展開している石垣群は、赤坂御門の一の門である「赤坂高麗門」の北側に展開していた石垣群、ということになるのでしょうか。明治維新から150年が経過していますが、石垣は劣化することなく残るものなのですね。




石垣群のそばには「赤坂見附跡地」の説明柱が設置されていて、この柱は再開発工事以前からあります。しかし、赤坂御門の説明板は今までなかったので、今になって赤坂御門の全貌が理解できたような気がします。




南西側から石垣群を撮影しました。赤坂高麗門の南側にあった石垣群は現在は全て撤去されていて、国道246号線(青山通り)や衆議院議長公邸の敷地になっています。


 

ここからだと見えにくいですが、赤坂御門跡地の石垣群をぶち抜く形で首都高速4号新宿線の「千代田トンネル」の西側坑口が整備されています。江戸時代の石垣群がトンネル坑口のデザインになっているわけですね。




南西側から「紀尾井レジデンス棟」の高層タワーマンションを見上げて撮影しました。千代田区内は意外と高層タワーマンションが少なく、神田地区にまとまって10棟近くが集まっていて、この界隈では第1号ではないでしょうか。




千代田トンネルの東側坑口前から振り返って、赤坂見附跡地の全景を撮影しました。皇居方向(西側)へ向かって緩やかな上り坂となっていますが、江戸時代もこの上り坂の中に枡形石垣があったのでしょうか。




赤坂御門跡地の石垣群の前から引き返し、再び諏訪坂の坂下にやってきました。11月の下旬の時期になると、この諏訪坂の坂下一帯や国道246号線沿いは色鮮やかなイチョウの紅葉が楽しめます。




東京ガーデンテラス紀尾井町の「3階達磨坂テラス」の入り口前にやってきました。諏訪坂のことを「達磨坂」とも言うらしいですが、達磨坂の方を名称の中に入れているのですね。



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