東京ガーデンテラス紀尾井町内の「3階達磨坂テラス」内の広場を散策していきます。再開発工事の期間中は、この場所は工事用資材置き場や工事用プレハブ小屋が展開していました。
達磨坂テラスの広場内の一角には「赤坂御門と紀州藩麹町邸の遺構」の説明板が設置されています。
「赤坂御門と紀州藩麹町邸の遺構」の説明板によると、広場を取り囲むように石垣群が整備されていて、それらは赤坂門の石垣復元と紀州藩徳川家麹町邸の石垣遺構として整備されています。
「空の広場」という名前の広場を見渡して撮影しました。34度越えの真夏日の散策だったので、広場内は人通りは全くありませんでした。
赤坂御門の敷地北側のこの広場は「紀州藩邸」の跡地であり、紀州藩邸内の地下水路などが再現されています。
以前に散策した時は、この紀州藩邸の敷地内を通っていた水路に気がつかなかったので、今回の散策時は確認していこうと考えていたところです。
諏訪坂(プリンス通り)に面して整備されている入口の階段脇になるのが、その紀州藩邸の水路でしょうか。説明板を読んでいないと、これが水路だとは全く気がつかないですね。
3階達磨坂テラス内から、商業施設内に入ることも可能です。高層タワーマンションの低層階部分と一体化されています。
「空の広場」内を一周していきます。広場内には街路樹の木々やベンチなどが整備されています。
広場の南側にも紀州藩邸の水路跡が再現されています。水路跡の石垣は、植栽の花壇となっていました。
広場内の西側に整備されているベンチ群を見下ろして撮影しました。
南西側から広場を見渡して撮影しました。
空の広場は赤坂御門の石垣群の真上に整備されているので、広場内から西側を見渡すと、「弁慶濠」や赤坂見附交差点の一帯を見渡すことができます。
再開発区画の敷地南側を流れている江戸城外濠の一部の「弁慶濠」を見下ろして撮影しました。弁慶濠には「弁慶橋」の道路橋梁が架橋されています。
弁慶濠の北岸に整備されている石垣群と、グランドプリンスホテル赤坂時代から続いている桜の大木群を撮影しました。