赤坂プリンスクラシックハウスの正門そばの道端には、「旧北白川宮邸洋館・煉瓦基礎遺構」の赤レンガ群と説明板が設置されています。再開発工事の過程で地中から出土した建物の基礎遺構のようですね。
1930年(昭和5年)に旧李王家邸の建物が建設される以前、1884年(明治17年)にこの地に建設された北白川宮能久親王の邸宅の基礎遺構とのことでした。説明板には、邸宅の白黒写真も掲示してありました。
再開発工事真っただ中の2011年に発見されたという煉瓦遺構を撮影しました。これが80年近くに渡って、地中に埋められていたのですね。
赤坂プリンスクラシックハウスの正門の全景を撮影しました。正門から東京ガーデンテラス紀尾井町の敷地内へ入っていきます。
正門前から赤坂プリンスクラシックハウスの建物や周辺を撮影しました。雲一つない快晴の青空だったので、太陽の光が周辺に照りつけていました。
赤坂プリンスクラシックハウスの敷地南側は散策道と一体化された広場が整備されています。この日は34度越えの真夏日だったので、人通りは全くありませんでした。
正門前から(北東側から)紀尾井レジデンス棟の高層タワーマンションの低層階部分を撮影しました。
クラシックハウスの正門前も広場が整備されていて、車止めや駐車スペースと一体化されています。
正門から振り返って、「千代田区立麹町中学校」の敷地を見渡して撮影しました。周辺は麹町地区や平河町地区の閑静な住宅密集地帯が広がっています。
政治の中枢の永田町地区にも程近い場所であり、全経連会館や砂防会館、全国都道府県会館などの重要施設も周辺に点在しています。
「赤坂プリンスホテル旧館(旧李王家邸)」として建設された赤坂プリンスクラシックハウス、建物は木造2階建の洋館で、宮内省内匠寮の北村耕造、権藤要吉らが設計し、清水組(当時)により施工されています。
建物の正面玄関前に整備されている広場と車止めを見渡して撮影しました。広場の周辺も花壇や植栽などが綺麗に整備されていました。
赤坂プリンスクラシックハウスの正面玄関の全景を撮影しました。建物自体は以前と変わっていないのですが、壁面に設置されている細かい意匠などは再整備されているみたいですね。
日本の敗戦後には李垠も臣籍降下したことから、建物の大部分は参議院議長公邸などとして使用された後、1952年に国土計画興業(後のコクド、及びプリンスホテル)がこれを取得します。1客室35室が整備され、1955年に赤坂プリンスホテルとして開業しました。
正面玄関を真横から撮影しました。