四谷駅前地区第一種市街地再開発事業:工事進捗率1% 2017年2月16日
独立行政法人都市再生機構、三菱地所株式会社、第5メック都市開発特定目的会社、地権者で構成される四谷駅前地区再開発協議会による四谷駅前地区第一種市街地再開発事業です。JR四ツ谷駅の北西側(新宿区の四谷一丁目地区内)に広がっている、新宿区立四谷第三小学校や財務省四谷公務員宿舎の跡地など国公有地と周辺市街地合わせて約2.4ヘクタールを事業区域として一体整備していきます。地上31階の業務タワー棟や住宅約100戸、商業施設、文化国際交流棟、教育棟、約360台分の駐車場、広場などを設けます。
本プロジェクトの特徴
□四谷のランドマークとなる駅前大規模・多機能開発
□都心の中心で憩いと賑わいを提供する約5000㎡に及ぶ緑豊かな空間
□施設利用者・地域に配慮した防災性の向上及び帰宅困難者対策
□事業パートナー制度によるUR都市機構・三菱地所の強みを活かしたまちづくり
四谷駅前地区第一種市街地再開発事業の完成予想図。敷地北西からの鳥瞰(図:都市再生機構)
完成予想図。四谷見附北交差点より(図:都市再生機構)
配置図です。
事業名称:東京都市計画事業四谷駅前地区第一種市街地再開発事業
施行者:独立行政法人都市再生機構
事業パートナー(特定事業参加者):三菱地所株式会社・第5メック都市開発特定目的会社
実施設計・施工:大成建設株式会社
基本設計・総合監理:日本設計・三菱地所設計共同企業体
事業地区:東京都新宿区四谷一丁目50番地ほか
地区面積:約2.4ha
敷地面積:約17900㎡
延床面積:約137900㎡
建物高さ:約145メートル
構造鉄骨造:(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
階数:地上31階、地下3階、塔屋1階
主要用途:オフィス(事務所)・商業(店舗)・住宅(2棟)・教育・公益
位置(専有部分)
オフィス(事務所):地上30階~地上3階
商業(店舗):地上2階~地下1階
住宅(2棟):地上7階~地上3階
教育:地上7階~地上3階
公益:地上4階~地下2階
総事業費:約840億円
竣工:平成31年度(予定)
事業経緯
平成18年4月 「四谷駅前地区再開発協議会」が発足。事務局:UR 都市機構
平成25年12月 地区計画の都市計画決定
平成25年12月 事業パートナーの決定
平成26年3月 市街地再開発事業の都市計画決定
平成26年11月 施行規程および事業計画の認可
平成27年9月 権利変換計画の認可
平成28年9月 着工
プレスリリース:三菱地所株式会社発表の報道資料 2016年9月6日
「四谷駅前再開発事業」着工 ~四谷のランドマークとなる駅前大規模・多機能開発~
ニュースリリース:日経アーキテクチュアの専用ページ 2016年7月13日
四ツ谷駅前で大型開発、新宿側も存在感 2ページ目
JR四ツ谷駅の駅ビル「アトレ四谷」の敷地前から撮影した「四谷駅前地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の全景です。南東側から撮影している構図となっています。
再開発工事現場の南東角の、外堀通りの「四谷見附北交差点」前にやってきました。交差点前から、再開発工事現場の敷地南側を通っている「四谷新道通り」を撮影しました。
東側から、「土木学会ビル」の敷地前から再開発工事現場内を撮影しました。
再開発工事現場の敷地の北東角の「本塩町南交差点」前にやってきました。正面に建っている建物は「住友生命四谷ビル」の建物です。
本塩町南交差点のそばには、地上2階建ての商業施設が建設されることになります。おそらくは、駅前出店型のスーパーマーケットが整備されるのではないでしょうか。
再開発工事区画の敷地北側を通っている道路を撮影しました。この辺り一帯は、新宿区の本塩町の住宅密集地帯が広がっています。
北東側から再開発工事現場を見渡して撮影しました。
再開発区画内は更地状態となっていて、多数の工事用機械が展開していました。
再開発工事区画の敷地東側を通っている外堀通りの大通りを撮影しました。法規上は、この道路は「環状第2号線」ということになっています。
再開発工事区画の敷地南側を通っている「四谷新道通り」を西側へ向かって歩き、再開発工事区画の南西角の「四谷一丁目交差点」前にやってきました。
南西側から、四谷一丁目交差点前から再開発工事現場内を見渡して撮影しました。この界隈は交差点の名前の通り、四谷一丁目地区の住宅密集地帯と、四谷駅前の繁華街の町並みが広がっています。
この場所は、以前は「新宿区立四谷第3小学校」の敷地だった場所ですね。
再開発工事区画の敷地西側を通っている道路を北側へ向かって歩いていきます。北西側から再開発工事現場内を撮影しました。
敷地西側を通っている道路を撮影しました。
再開発工事区画の北西角の交差点前にやってきました。
再開発工事区画内の北西角には、地権者の人たちの仮店舗の建物が建っていました。
北西角の交差点前から、再開発工事閣閣の敷地北側を通っている道路の全景を撮影しました。外堀通りに向かって緩やかな坂道となっていますが、ヤフー検索で調べてみても、この坂には名前が付けられていないみたいですね。
無名の坂を下っていきます。
敷地北側には、工事用プレハブ小屋が展開していました。
四谷駅前地区第一種市街地再開発事業の地図です。