みどりの野原

野原の便り

1月11日 炭焼き釜作り3日目

2007年01月12日 | Weblog
2日目の昨日は行けなかった。今日は午前中参加。

朝10時現場に行く。穴は深くなっていて、入口両側にレンガが積まれ、
下には焚き口が開いている。奥には煙道のレンガが見え煙突の穴には
土が入らないようにレンガで蓋されていて、すでに炭焼き釜の中には
太い生木が運び込まれている最中だ。
穴の奥から地中を通っているらしく、表の階段のところに水抜きの竹
筒が見えている。竹筒の中にはヒューム管が通してあるらしい。


昨日はレンガをつなぐ泥ダンゴ(ねこ)作りで手が痛くなったと言い
ながらも今日も参加しているTさん。
私も連日で大変だけど、どうなっていくのか見たくて楽しみで、昨日
のように来れない時は本当に残念。
今日も午後からは栢森の雌綱掛け替えを見に行きたいので、身が1つ
しかないのが悔し~い。

指導の稲渕や栢森の方たちは結構年配の方々なのに、しんどいとも言
わず穴を掘ったり、レンガを積んだり、木を運んだり、中心になって
働いてくださり、しかも私たちが楽しんでいるのを喜んで下さっている。

穴の中に太い生木が縦に(横じゃなかった)ぎっしり並べられていく

入口との間にはトタン板で仕切りられ、その外側、入口の焚き口のスノ
コの上には40cmの丸太が横に積み上げられて、焚き口の外側はレンガ
で塞がれていく。

ただ並べるだけではなく、奥から長さ90cmのもの手から70㎝のものへ
と前に向かって傾斜がつけてある。しかも微妙に斜めにノコで切り取っ
たりして奥が高くなるように調整される。


焚き口の上の木(40cmの薪)も具合を見ながら並べられる。
入口上部にはレンガ半分の取り外しできる口も作られ、ここから燃やす
木を補充する。太い木が穴いっぱいになると上に薄く藁が敷かれた。
その上に細い木をまばらに置いたところで午前の作業終了。

心を半分残しながら、Tさんと栢森へと急ぐ。




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1月10日 自然環境市民大学 & 炭焼き釜(2日目)が気がかり

2007年01月12日 | Weblog
自然環境市民大学も後半となり、いよいよ自分たちで企
画運営をする事となり、富田林 奥の谷で「奥の谷の自
然を守る会」の田淵さんより活動内容など聞いて午後か
ら、奥の谷を案内してもらって、自分たちがこの奥の谷
で何ができるか。どう人に伝えていくかを考える。

このあたりは元々ミカン山だった後に杉.桧など植林さ
れた山地。耕作されなくなった棚田、池や水路のあると
ころで、放棄され水田が笹に覆われていたり、植林地に
も竹が侵入したりと保全が必要とされ、活動を続けて、
草花も花をつけるようになったり、44種ものチョウも見
つかっているという。

守る会は長年の活動を通して行政や地域とも連携を持ち、
①里山保全活動をしたり、②文化的活動として楽しみな
がらの活動③調査などをされている。

持ち主が管理しにくくなった山林や田んぼなどを覚書を交
わして借り上げ、活動されていて、役所にも自然保護の窓
口を作らせるほどの実績を持っておられ、すごいと思う。

私がうれしかったのは、借地であることも関係して、元の
姿に戻せるような活動をされていること。遊歩道も作って
はおられるが、基本的には道はない方が山に負担が少ない、
という考え方。生き物や植物など外からは持ち込まないと
されていること。たとえばメダカやザリガニも採ったとこ
ろ以外では逃がしてはいけないなど。私がいつも気になる
ことにも明快に答えてくださった。

我が班も奥ノ谷の活動に沿う企画ができればと思う。

今日は炭焼き釜作り2日目。私は行けなかった。どんなになってるかな?
どこまで進んでいるか気がかり。

コメント (2)
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