みどりの野原

野原の便り

1月23日 1月の花 フッキソウ

2007年01月23日 | Weblog
久しぶりのお休み。あっという間に1日が過ぎてしまいました。

実は、去年4月から里山クラブの会員向けの冊子に表紙絵を描か
せてもらっています。
草花が好き。というだけの素人の絵ですが、季節の草花の絵を
楽しんで描いています。(白黒です)

別便でお知らせしている方には、ダブって申し訳ないですが、
ここでも紹介していきたいと思います。簡単なコメントもつけて
いますので、そのまま紹介します。合わせて見てくださいね。



1月の花
フッキソウ(ツゲ科)

 草のように見えて常緑の低木で、年中青々と葉がよく繁り繁栄を意味するのか、
「富貴草」の字があてられています。
キチジソウ(吉祥草)ともいい、縁起のよい名前の植物です。
(吉祥草キチジョウソウというユリ科の植物もありややこしいですが)
日陰に耐え、虫も付かずよく殖えて管理もしやすいため、花壇の縁取りに、
グランドカバーなど植栽に利用され、斑入りの園芸種も出ています。
花時は春ですが、家のは実とともに去年の雄花がまだ少し残っているのもあります。
花のように見えるのは主に太いオシベで、茶色い葯(やく=オシベの先の花粉の
ついているところ)が目立ちます。左の花の絵は春の姿です。
花軸の上方に雄花、下方に少し雌花があり、花の後に丸くてとんがりのある白い実
ができます。中を割って見るとみずみずしい果肉の中に小さな粒の種が6個ほどあり
ました。もっと大きい種を想像していたので以外でした。右は現在の実の様子です。
フッキソウにあやかって、今年も飛鳥里山クラブ・会員の皆様方のますますのご繁栄
をお祈り申し上げます。

コメント
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