梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

勿体無いと言う事

2010-10-17 09:57:00 | 雑記
今朝、テレビで残念な映像を見た、NHKだったと思うが栃木のイベント画面だった、メロンの販促だと思うが大試食会の様なものをやっている映像だが「みんなのお目当ては当然これ」と言うアナウンスの画面は三角に切られたメロンの画像だが其処に映ったのは恐らく4歳位の女の子、両手にメロンを持って右手のメロンにかぶりついた、一口かじったら右手のメロンを捨ててしまい左手のメロンを口にした、捨てられたメロンは1/4程度しか食べていない、カメラは直ぐ外したが恐らくあの年齢だったら親も一緒だったろう、何も言わない大人にとても悲しい思いをした、子のこの親はどう言う育て方をしたのだろうか?そして親自身はどう言う育ち方をしたのだろうか、試食だから只だから、どうやっても構わないのだろうか、一時が万事だとまでは言わないがこの女の子のものに対する考え方は充分に伝わった、此のまま小学中学と進み大人になるのか、経済的にゆとりがある家庭なのかわからないがこう言う教育しか出来ない人間が「政治が悪いから生活が楽にならない」と言うなら政治以前に日本の文化社会を貶めているのが自分達だと気がついて欲しい、今の社会は歪んでいる、所得格差も資産格差も非常に大きい、そしてこれからの夢も見られない、この事は間違いないが社会を構成している個人個人がもう少し謙虚にならなければ国民総意なぞ纏まるわけがない、国民社会と言う事は個人の権利は社会の為に半分は我慢する事が必要だ、それを「犠牲にする」と言う表現は適切ではない、簡素に言えば10人しか入れない部屋では1/10の広さしか使えないのは当たり前の事なのだ、そして国民資産も個人が自由に出来るのは1/1億2千万でしかない、