La douce vie

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リオ五輪:体操団体 金メダルおめでとう!

2016-08-09 | sports

体操団体がアテネ五輪以来、12年ぶりに金メダルを獲得しました。

今回は内村選手が団体金メダルに対するこだわりを口にするところを何度か見ていましたが、東京五輪を控え、体操界が必要としていた金メダルだったのでしょう。

予選の乱れを見事修正し、予定外だったろう、4位スタートのローテーションにも対応しました。

白井選手の跳馬の着地、お見事です。そして、アテネ世代を愛する私は、田中選手の体操の美しさにとても惹かれます。山室選手はロンドンで負傷された悔しさがあった分、やくここまで戻ってきたな、と思うし、嬉しかったろうなぁ、と思います。そして、内村選手・加藤選手と2人のオールラウンダーがいる強みを感じます。

実のところ、アテネ組に思い入れが強かった分、内村選手や白井選手のトランポリンで空中感覚を養った選手たちは次世代の体操選手というイメージが強くて、アテネ組ほど力を入れて見守ってはいなかったのですが、トランポリン世代は本当に豪快な技をやってのけるので、見ていてシンプルに楽しい。

テレビでは沖口さんや塚原直也さん、池谷さんと懐かしい選手たちの姿も・・・。塚原さんの「会場があんな緑なんてない!」とか「あん馬は地味だけど繊細」という言葉が思わず笑ってしまいながらも、体験したことがない私にとっては、妙に「そーんだろううなぁ」と思わされるものがありました。

アテネ組であろうがなかろうが、トランポリン世代だろうが、五輪代表になれなかろうが、五輪で金メダルをとれなかろうが、脈々と受け継がれてきた体操ニッポンを見守り続けた私にはそれぞれの選手に思い入れがあり、自分はやはり体操が好きなんだ、ということを改めて思い知らされるのだ。

水泳の荻野選手と瀬戸選手のW表彰台も素晴らしかった。

やはり、同世代で高い才能がある二人がいると世界の頂点に駆け上がるのだなぁ、と、この二人もなんだなぁ、と思いました。

三宅選手の2度目の表彰台も素晴らしい。怪我とも闘いながら、よくぞ掴み取ったと思います。

 

***なぜか、リオ五輪を「北京五輪」と間違えてタイトルに書いてしまった、恥ずかしい、訂正します。すみません。***


大横綱 千代の富士 死去

2016-08-01 | sports

元横綱千代の富士こと九重親方が死去されました。

私はこのブログで1度も相撲を取り上げたことがないのでは?と思うのですが、実は、子供の頃、千代の富士のファンでした。

とにかく、カッコいい!そして、強い。子供にとってこれ以上に魅力的なことってないと思います。

だから、千代の富士が引退するまで、千代の富士の取り組みの時だけはきちんとテレビで見たり、新聞のスポーツ欄の千代の富士の星取表を確認したりしていました。

千代の富士が引退してからは、「千代の富士ほど好きになるお相撲さんは出てこないだろう」と思ったものでしたが、本当にその通り、私の人生の大半は千代の富士のいない大相撲として見ていたのです。

九重親方になってからもカッコいいままで、子供の頃の憧れの人は死ぬまでカッコいいヒーローのままでした。

ご冥福をお祈りします。


サッカーW杯二次予選 日本対シリア 他

2016-03-30 | sports

久々に日本代表の試合を見た気がします。

前半、シリア選手のオウンゴールにより、日本先制点。

本田選手から香川選手へパスされたボールを胸で受け止めダイレクトでボレーシュート!香川選手らしい美しい技ありのゴール!

やはり、香川選手はストライカーなんだな、と思う。こうしてゴールを決めるとまばゆいばかりに存在感を放つ。香川選手のゴールから波に乗った日本代表、次々とゴールが生まれました。失礼ながら、強豪国でない場合、スペースができやすいんだな。と感じた。

シリアのカウンターもなんとか凌ぎ、無失点で二次グループ1位通過。

得点差だけみると圧倒的でしたが、試合を見るとシリアも強かったと思う。国内の情勢が不安定なシリアが2位通過。スポーツは時に国民に光を与える。東日本大震災直後のなでしこがそうであったように。シリアチームもこの先、頑張ってほしい。

それと、山口選手、心配ですね。一日も早い回復を願います。

なでしこ、五輪出場逃す。

強くなれば研究されます。今、頑張りどころ。

佐々木監督お疲れ様でした。女子チームを引っ張ることって男性にとって、なかなか難しい部分もあると思いますが、よく、世界のトップまで引き上げて下さったと思います。(一部報道とは関係なく自分の社会経験から考えて)佐々木監督も指摘していましたが、スポーツ記事ともいえないような記事って本当に増えていると思う。


テニス: ドリームARIAKE エキシビションマッチ

2015-11-29 | sports
今年もこの季節がやってきました。
wowowが無料放送してくれて、嬉しい!
ダバディさんはすっかりテニスの人。

今年の外国人プレーヤーのゲストはチリッチ選手とそのコーチのイヴァニセビッチ。
そして、今年もマイケル・チャンコーチ。

チリッチ選手と知って実はちょっと、えっ、て思いました。
嫌いという訳でなく、錦織選手、絶対勝たないと、という気持ちにさせられる雰囲気になるのでは?と。
最近は、チャン、マッケンロー、アガシと往年のビッグスターの登場で、プレッシャーというより、楽しみながらモチベーションが上がる相手でシーズンオフにはぴったりという感じでしたが、チリッチは何かにつけ、全米の話を持ち出される相手。どうなんだろう?と思いましたが、チリッチ選手、サービス精神旺盛な方でした。

そして、国枝選手vs錦織選手。
この試合は錦織選手が国枝選手の巧さを引き出した試合。
試合後の国枝選手も錦織選手のファンだ、と、お互いエールの交換。

さらに、チリッチ&イヴァニセビッチvs錦織&チャン

錦織選手、1日に3試合。さすがに、疲れが見えます。
松岡修造さんがジャッジ席から「圭楽しんでる?」みたいなことを言われるくらい、チャンがテニスもトークも孤軍奮闘。
逆にチリッチとイヴァニセビッチは笑いの把みもOK!
現役の頃のイヴァニセビッチとチャンからは想像がつかない面白さ。相手のコートに入って3-1になったり、コーチになったり、カップヌードルの置物で、チャレンジをしたり。
最後は錦織選手も頑張って、何故かテニスでなく、サッカー?

勝敗はあるものの、見たいものはそこじゃなく、トップレベルだからこその遊びあり、ハッとする技ありの楽しい時間でした。


スポーツ選手たちの活躍 *追記あり*

2015-11-02 | sports
・体操:世界選手権団体金メダル!おめでとう!世界選手権の金はかなり久々です。
アテネ五輪からも、もう11年たっているんですね。あの頃、テレビで観ていた子達が活躍しているんだろうなぁ、と思うと感慨深い。

・内村選手:前人未到6連覇
内村選手が活躍しだした頃から、あんまり体操見ていないんですが(内村選手が嫌いという訳ではなく、採点競技の緊張感に疲れていた)ルール改定があったり、年齢的にも上がっていく中、素晴らしい成績です。おめでとう。


テニス 錦織選手:ファイナル進出決定
不調が続いていますが、ファイナル進出が決まってよかった!

追記:ラグビー日本代表

日本の南ア戦金星が「最高の瞬間」選出!五郎丸選手はドリームチームに選出。
ラグビーのルールは全然分からないのですが、解説を聞いて、見てみると、サインプレーを決める(成功させる)ために、前半から策略を仕掛けたり、スクラムも仕掛けるまで、力を温存させていたり、なかなか興味深い。

それとこの試合は日本が南アフリカに食らいついて、突き放されそうになっても、追いついて、最後は南アフリカが弱腰なのに対し、日本はロスタイム(ラグビーでもそう言うのかな?)になっても日本は勝利を掴みとる事に揺るぎない決意があって、最後の最後で劇的なトライというハリー・ポッターの作者も舌を捲くドラマチックな試合なので、ラグビーに初心者の私のような者にも、その面白さが分かる試合です。


W杯ラグビー日本代表歴史的快挙!

2015-10-13 | sports
南アフリカ戦の快挙の後、ジャイアント・キリングをするとその後のモチベーションが難しいだろうな、と思ったのですが、素人の私の浅はかな考えとは裏腹に、日本代表は3勝という素晴らしい成績でW杯を有終の美で飾りました。おめでとうございます!

スコットランド戦も後から冷静に考えれば、日程的に不利だったことを考えれば、悪くない戦いだったのだと思います。
そこで気落ちせず、サモア戦、アメリカ戦と勝利。
試合が進むにつれ、経験値が上がるかのように、主力メンバーを日本戦に備えたアメリカにも勝利するという強さ。
予選敗退ですが、W杯前予想を覆す大番狂わせを演じてくれました。

ふと、サッカー日本代表が日韓共催のW杯前に死にもの狂いで、出場権を勝ち得たことを思い出します。
自国開催に恥をかかせない、決死の思いがラグビー日本代表にもあったのだろう、と。

きっと、この先どんなに日本代表が強くなり、成績が塗り替えていかれようと、南アフリカ戦の最後のトライは、日本ラグビー界の伝説となるのだろうな。

夢をありがとう!

テニス:錦織選手ナダル選手から初勝利!

2015-08-17 | sports
最近、錦織選手について、特に書いていなかったのは、チャンコーチとの成果に対する興奮も落ち着いてきたこと、ランキングが思った以上にキープできていて、あまり、日々の勝敗にそれほど一喜一憂することなく、サーブの精度は上がったかな?とか、ランキング上位選手に取られた対策にさらに対策できているかな?とか、そんな風に見てました。

それでも、これは別。ナダル選手からの勝利は四大大会と同様に悲願の1つだったので、ニュースで知った時は嬉しかった。

ところが、試合を見ると、複雑な感情が。最初の方はナダルの方がよいかと思ったのですが、圧倒的に錦織選手優勢。それほど、怪我明けのトレーニングがうまくいき、調子のいい錦織選手が圧倒しており、復帰前のナダル選手からは程遠い印象を受けてしまった。やっぱり、強いナダルから勝ってもらいたかった、という複雑な感情が交錯。

随所に見られるスーパーショットはナダル選手ここにあり、と、見せつけてくれた。でも、この日は錦織選手はサーブから、好調。3連続サービスエースを奪うなんて、本当にサーブを強化してきたな、と思います。
ナダル選手にセットを取られても、初勝利しても、その瞬間もインタビューでも落ち着いていたのも印象的でした。
観客も圧倒的にナダルを応援しているのですが、それも、仕方ないな、と思えてしまった。
それほど、錦織選手のランキングは実力に見合っているように思えるようになったと、実感した瞬間でもあった。

全仏オープンの決勝の仮想フェデラーの相手として、当時16歳の錦織選手を指名し、早くから、トッププレーヤーになると、目をかけてくれたナダル選手にやっと勝利する形で恩返しできましたね。

翌日のマリー選手との試合ではストレートで負け。足が止まってしまうことが多かったようでですが、大きな故障ではなかったようで。
大きな大会(これも大きな大会だけど)が控えているので、前の大会でも勝利したばかりの錦織選手の体の負担が気になっていたので、少し休憩をとれるといいなか?
本当は強靭な体力こそ、グランドスラムで勝ち抜く要素の1つであると思っているので、理想ですが、負担が多い現状のツアーでは、どこかで調整する必要があるのでしょうし、それが賢い選択なのだと思います。

スポーツ語り亭:体操 雑感

2015-05-12 | sports
この番組、きちんと見たことがなかったんですが、なぜか、体操の回はきちんと見てしまいました。
最近、きちんと体操みてないのに・・・。

ゲストが塚原親子、小西氏、田中光氏、とトランポリンの女性の方。

つくづく思うのが、塚原光男氏の偉業は金メダルの数もそうだけれど、それ以上にムーンサルトという技を完成させたことですね。
よく、いろいろな方向にひねったり回ったりができるものだ、といまだに思うのですが、それを最初に考案し、やってのけたというのがすごい。「ツカハラ」というより「ムーンサルト」という名前が定着しているのも、それだけ衝撃的な技だったんだと思います。
ちなみに、私の中でその次に衝撃的なのは「ドラグレスク」です。どうして最後の最後だけ違う回転になるのか衝撃だった!

そして、塚原光男氏が父親であるということは、体操人にとってどれだけ大変なことなのだろう、と。
恐らく、ここにいる、小西氏や田中氏に「塚原光男さんがお父さんだったらどうですか?」と聞いたら、「たいへん」と十中八九言うと思うんですね。
最近の方で誰を例に挙げれば思いつかなかったのですが、例えば、レスリングの吉田沙保里選手や伊調馨選手を母親に持ち、レスリングを志すようなものでしょうか。

偉大すぎる父親を持ってもまっすぐ体操道を進み、日本男子を支え、五輪金もとり、それでも、自分の信じる体操道を探す息子。
自分の存在がプレッシャーを与えることはよく分かっていて、父として暖かく、厳しく、そして体操界の重鎮としては公正にある父親。
それでも、二人で話すことが珍しい関係になってしまう。

それくらい、直也選手は子供の頃から大変だったろうなぁ、世界中からあの父親の息子という目で見られていた訳ですから。しかも、体操を始めたのが遅かった分、技術習得は本当に困難だったと思いますし。
一般のご家庭で直也選手が生まれていたら、あの成績を取っていれば、とんびが鷹を産んだ的な存在ですよ。
彼が一番溌剌としていた時はノープレッシャーで挑んだ田中さんや畠田さんと一緒に出場した五輪のあたりかな?
今、オーストラリア代表として頑張っているけれど、重い枷を取り除いて、思う存分体操道を突き進んでください。

このどうしても重い親子とそれを取り囲む空気の中、弾丸ジョッキーさんが出てきてくれて、空気がゆるくなってよかった。

アテネ団体で金をとった時のことを直也選手は他の選手をリスペクトしていたけれど、やはり、塚原直也という存在が絶対的にも関わらず、彼が団体金の目標に協調して、いろいろな想いを抑えてくれたこともあの金に繋がっていると思うんです。
鹿島選手や冨田選手の演技もちらっと出てきて、嬉しかったな。やっぱり、大技って魅力的だけれど、体線の綺麗な選手が好き。

現在の内村選手や白井選手は子供の頃トランポリンで空中感覚を身に着けたんだろうなぁ、と彼らの尋常じゃないひねりの速さを見ると思います。いくら敏捷な子供でも、タンブリングからあそこまでのひねりの練習ができたとは思えないんですね。
それから、今のフロアは本当に跳ねやすいんだろうなぁ、と思います。

今、素敵な選手がいっぱいいるけれど、こちらは少し休憩中。フィギュアスケートも同じで採点競技は時々少し休憩しないとこちらの神経がもたない(笑)
でも、時々、観ると、ああ、やっぱり体操ってすごい!って思う。

これが、私の体操愛。

オーストラリアは熱く、悔しく・・・

2015-01-30 | sports
オーストラリアでサッカーのアジア杯と全豪オープンが同時期に行われるという面白い状況です。

UAEと対戦するとき、若いチームと聞いて、嫌な予感の方が先走りました。
私は自分のカンがよく当たると思っているわけではないので、こういう書き方をするのもなんなんですが・・・。
日本のチームの主軸が5年以上変わってないですよね。私は今の主軸好きなんです。
でも、ブラジルW杯予選当時、オーストラリアに2戦2引き分け、と勝ちきっているわけではなかったのに、最速で予選突破したり、と、問題点がありそうなのに、見えにくい状態でW杯に進出してしまったなぁ、と思っていました。今のメンバーに不満があるわけでないけれど、また、チャレンジャーの精神に戻って、見えにくかった課題を見つけてほしい。
ここで、アジアで一番でなくなってしまったことで、アグレッシブな改革が起きることを望んでいます。



サッカー日本代表以上に悔しかったのは、テニスの錦織選手。
自分の試合のない時間にサッカーの応援に行けるほど、近い会場って・・・!
ベスト8が最低限のノルマに思えるほどの成長ぶりでした。
サーブも確かに前よりも早くインパクトがある印象だし、すごく行けるんじゃないか!と、予感させる新年のスタートでした。
ベスト8以上の活躍をするために、それまでの試合を体力を温存しながら、勝ち進むように見えたので、ラオニッチ戦ではもっとやれるのではないかと思っていました。
うーん、残念。
でも、ナダルも完敗、これがテニスの面白さ。



『目指せ!2020年のオリンピアン』〜体操男子 16歳の期待の星・湯浅賢哉×鹿島丈博
昨年の10月に放送された番組。
久々の鹿島さんの名前に心躍り、録画しました。

今後の活躍が期待される湯浅選手に対して、結果を出せない時期もありながら、トップアスリートへ成長していった経験のある鹿島さんのかける言葉は優しくも鋭い。
映像を分析する「目」もすごいなぁ、と思いました。手をつく位置を指摘して、すぐ、成功させる湯浅選手。その湯浅選手に対して、成長期でバランスを取るのが難しくなることも視野に入れながら、自分の現役時代のトップとして期待された頃の心の葛藤を重ね合わせてなのだろうか、暖かい言葉。
現在、体操のコーチをされているのかわかりませんが、言葉の選び方も技術を見抜く目も今も一流なんだな、と思いました。アスリートでなくなっても、やはり、一流の人は一流だなぁ、と嬉しくなりました。あぁ、鹿島さんのファンでいてよかったな。

ドリームテニスARIAKE Dream! Dream! Dream!

2014-11-23 | sports
昨日、WOWOWの無料放送で観ました~!
風邪ひいていたし、家に籠るのにちょうどよかった!!!

思えば、第一回にマイケル・チャン氏が来てくれたことがありとあらゆる意味で大きかった。チャリティー・テニス。
それは錦織選手のコーチになってくれた、ということもありますが、この恒例となりつつある年末のイベントの第一回にビッグ・ネームが来てくれたことによって、そのあともヒューイットが来てくれたし、昨年はマッケンロー氏が来てくれたことで、今年は「スター」アガシ氏が来てくれました!!!

アガシが来てくれる、というニュースを聞いた時はすごくテンションが上がるほど、嬉しかったけれど、直前になると「デブデブになってたら、どうしよう?」とか「錦織君目当ての日本のお客さんはもうアガシのことを知らないかも」とか「スターがイヤイヤつき合いでくる、みたいなのは見たくないな」とか、ネガティブな発想も片隅に浮かんでいたのですが、アガシ(のテニス)はまだアスリートだったし、お客さんもアガシ氏の名前のコールされた時のテンションが高かったし、錦織選手とのテニスはすごくシャープで、一流のものを見せてもらったし、そのあとは十分楽しませてくれたので十二分に満足でした。
錦織選手の手首の怪我の問題で、セット数は少なくなり、代わりに松岡氏がアガシ氏と対戦してからはお笑いに走ってしまったけれど、アガシ氏もここまでサービスしてくれるとは、という嬉しい驚きでした。

それから、国枝選手の対戦相手がチャン氏だったことも嬉しかった!今年はアガシと分かっていたけれど、チャンにも来てもらえたら嬉しいのにな、と思っていたから。
今年はメインイベントが沢山ある印象!
ただ、国枝さんへの観客の反応は最初はあまり大きくなくて、これは、はっきり言って、メディアの取り上げ方の問題ではないかと思う。海外では国枝選手はもっとネームバリューありますよ。
国枝選手「錦織君が強くなっていることがよくわかる。チャンさんはミスをしないので、壁打ちしているようだった」「これからファイナルにロンドンに行きます」
チャン氏「いろんな空港で日本人に『錦織君に力を貸してくれてありがとう』と言われる。」など、錦織選手のコーチになって熱い言葉が次から次へと出てきますが、対戦相手の国枝選手についてももっと語ってほしかった。

アガシ・錦織×チャン・松岡(?)
これはぐちゃんぐちゃんの試合になって、最終的に選手も入れ替わってわけわからない状態になってしまったけれど、面白かった。
錦織選手のサーブがチャンのぶつかりそうになった時「一年間一緒にやってきたのに」と文句を言ったり(笑)、錦織君と松岡さんが打ち合いになった時にチャンとアガシがベンチに戻って試合を眺めたり、おかしすぎる!!!

それにしても、アガシとチャンって現役中は個性が正反対の印象があった二人をこんな風に日本で見ることになるなんて、時代の移り変わりと錦織君の活躍を改めて思い知らされます。
テニスの試合は息を張りつめるような毎日が続くので、年末くらい、笑い転げてみるテニスもいいです。