ベトナム戦争のさなか、兵士たちの息抜きとして米軍放送の人気ディスクジョッキー、エイドリアン・クロンナウアー(ロビン・ウィリアムズ)を呼び寄せた。
「グッドモーニング・ベトナム!」の叫び声で始まる放送はロックンロールと機関銃のようなしゃべりで検閲を無視したマシンガントーク。軍の上層部は怒り心頭だが、ベトナム米軍は絶大な人気を誇った。
そして、ベトナムの街中で見かけたトリンを追いかけ、彼女の通う英語学校で妙な英語を教えて人気者になり、トリンの兄ツアンと親しくなり、トリンとのデートにこぎつける。
ベトコンのテロ事件は軍のチェックで放送禁止であったが、ある日目の前で起こった爆弾テロ事件をしゃべってしまった。軍規によって彼は降ろされるが・・・
ロビン・ウィリアムスありきの映画。ずっと、アメリカ軍側からの映画であるけれど、最後のツアンの叫びで、ベトナム側からみた戦争を一瞬にして伝えることができている。