宇野昌磨を中心に書き連ねたメモなので、内容が前後したり、重複したりお見苦しい点があるかもしれません。
オフシーズンは若手スケーターを中心とした新しいアイスショーの座長をつとめ、いつになく充実していたのではないかと思います。
まずはプログラムの感想。
SPは映画から。途中月の光も入っていたり、独特です。
ステップの時、メロディが動かないというか、抑揚がないところがあるのですが、ステファンがそこに意図したステップを入れ、宇野選手がそれを理解してステップを入れています。結構勇気のいる、難しいことをさせるな、と思いました。
FS
こちらも環境音楽のような曲が演技を助けてくれない選曲です。
ステファンと宮本賢二さん、どちらが選曲したのでしょう?
動線や1つ1つの技術が美しい宇野選手だからこそ、プログラムのはじめから終わりまで心地よく感じさせてくれます。
余談ですが、そういえば、宮原知子さんと田村岳斗さんのトークで、自分の感覚とポジションの位置を合わせる作業の話をしていましたが、高橋大輔さんも以前、自分が美しいと思ったポジションにする苦労を語っていたり、宇野選手もバレエのレッスンの苦労を語っていました。
美しいポジションを保つのって涼しげな顔をしていても、結構大変なんだろうな。
さらに余談。カーニバルオンアイスでミス・サイゴンの再演がありました。ミュージカルを見るような贅沢気分を味わえたあのプログラムがフレンズだけではもったいないと思っていたので、三人が揃い再演されて嬉しかったです。
さらにさらに余談。田村岳斗さんが浅田真央さんのアイスショーに参加。なんだかんだ言って本当は頼れる兄貴分。
真央さんのショーは真央さんが競技生活で使っていた馴染みののある曲をバレエ調にミュージカル調にドラマチックに仕上げ、金額は抑えめ、いいアイスショーをやっていらっしゃるな、私も一度みたいな、と思いました。
田村さんだけでなく、今井さんなどいいスケーターが参加されてますね。
また、柴田さんも現役時代にシングルからペアへ移行されましたが、真央さんのパートナーとして、ペアとしての充実期が今なのではないかと思いました.
宇野選手の競技に話は戻って、
中国杯はシーズン序盤。ベテランの域に達した宇野選手がここで完璧ではなくても、心配というより、逆にこれだけの構成で立て直したり最後にリカバリしたりお見事でした。
演技前のコールからキヤーッ!という女の子達、シヨーマーという現地の男性ファンの応援、嬉しいですね。
NHK杯
とてもいい演技でした。
宇野選手のコメントが本当に賢くて、このコメントを額面通り受け取って下さいね、と言われているように思いました。批判や嫌味や皮肉が入っている余地はないコメントだったと思います。
私は宇野選手が競技生活を続けてくれていることは有り難いことだと思っています。技術と芸術の高いレベルでの融合。競技という制約の中でそれを見ることが出来るのは稀有な存在なのです。
私にとってはジェフリー・バトル、ステファン・ランビエール、高橋大輔、ヴァーチュ&モイヤ、そういうスケーター達の現役時代と同じく思いなのです。
GPファイナル
GPファイナルや全日本までの間、モチベーションを保ち練習を保つのは大変だと思いましたが、さすが宇野選手です。
全日本
鍵山選手、友野選手、山本選手、三浦選手、とパッと名前が出てくる選手だけでなく、全日本で放送されるレベルのスケーター達はプログラムがトータルパッケージで良いものを見せてくれます。すごく層が厚くて、ゴールデンタイムに放送する説得力があると思いました。上位の選手達も新しい曲調に挑戦して表現の幅を広げてます。
FS
次から次へと素晴らしい演技が続きました。
多くのスケーターが曲が観客を乗せてくれるようなタイプではなく、でも、見てる側は緊張感と興奮で1秒たりとも退屈することはなかったです。
友野選手は曲想をパッケージとして表現していて、それが彼の誇りなのだと思いました。
鍵山選手はSPを見て、FSはアグレッシブな演技をしてくれるだろうと思いましたが、その通りでした。
山本選手はあの演技が続く中、よく、精神を集中させ、あれほどの演技をしたと思います。
宇野選手のジャンプの軸がいい時のものではなく、調子悪い中まとめ上げているというのが分かりました。でも、あれだけの構成をあの緊張感の中でまとめ上げる能力にはいつも感嘆します。
今期のFSの音楽、演技を見るごとになんだか好きになっていく、頭に残るタイプの曲調じゃないのに、宇野選手の演技が曲想を増幅させてくれます。
本田さんの言葉の通り、世界選手権に連れて行ってあげたいい素晴らしい演技内容のスケーターが多くいました。
きっと、世界のフィギュアスケートフリークはネットで全日本をチェックしていたことと思います。
世界選手権、四大陸代表が選ばれ前に思った事として誰が選ばれて誰が選ばれなくてもきっとどこか寂しさを覚えずにいられない気持ちになるでしょう。
2007年頃はフィギュアスケート男子で日本でこれほど才能あるスケーターが集まるのは今しかないのでは、などと思っていましたが、脈々と受け継がれ、どのスケーターも見ていてそれぞれの魅力的を感じました。
りくりゅう
本人達が一番つらいでしょう。早い回復を願っていますが、焦らず、きちんと回復されますよう。
オフシーズンは若手スケーターを中心とした新しいアイスショーの座長をつとめ、いつになく充実していたのではないかと思います。
まずはプログラムの感想。
SPは映画から。途中月の光も入っていたり、独特です。
ステップの時、メロディが動かないというか、抑揚がないところがあるのですが、ステファンがそこに意図したステップを入れ、宇野選手がそれを理解してステップを入れています。結構勇気のいる、難しいことをさせるな、と思いました。
FS
こちらも環境音楽のような曲が演技を助けてくれない選曲です。
ステファンと宮本賢二さん、どちらが選曲したのでしょう?
動線や1つ1つの技術が美しい宇野選手だからこそ、プログラムのはじめから終わりまで心地よく感じさせてくれます。
余談ですが、そういえば、宮原知子さんと田村岳斗さんのトークで、自分の感覚とポジションの位置を合わせる作業の話をしていましたが、高橋大輔さんも以前、自分が美しいと思ったポジションにする苦労を語っていたり、宇野選手もバレエのレッスンの苦労を語っていました。
美しいポジションを保つのって涼しげな顔をしていても、結構大変なんだろうな。
さらに余談。カーニバルオンアイスでミス・サイゴンの再演がありました。ミュージカルを見るような贅沢気分を味わえたあのプログラムがフレンズだけではもったいないと思っていたので、三人が揃い再演されて嬉しかったです。
さらにさらに余談。田村岳斗さんが浅田真央さんのアイスショーに参加。なんだかんだ言って本当は頼れる兄貴分。
真央さんのショーは真央さんが競技生活で使っていた馴染みののある曲をバレエ調にミュージカル調にドラマチックに仕上げ、金額は抑えめ、いいアイスショーをやっていらっしゃるな、私も一度みたいな、と思いました。
田村さんだけでなく、今井さんなどいいスケーターが参加されてますね。
また、柴田さんも現役時代にシングルからペアへ移行されましたが、真央さんのパートナーとして、ペアとしての充実期が今なのではないかと思いました.
宇野選手の競技に話は戻って、
中国杯はシーズン序盤。ベテランの域に達した宇野選手がここで完璧ではなくても、心配というより、逆にこれだけの構成で立て直したり最後にリカバリしたりお見事でした。
演技前のコールからキヤーッ!という女の子達、シヨーマーという現地の男性ファンの応援、嬉しいですね。
NHK杯
とてもいい演技でした。
宇野選手のコメントが本当に賢くて、このコメントを額面通り受け取って下さいね、と言われているように思いました。批判や嫌味や皮肉が入っている余地はないコメントだったと思います。
私は宇野選手が競技生活を続けてくれていることは有り難いことだと思っています。技術と芸術の高いレベルでの融合。競技という制約の中でそれを見ることが出来るのは稀有な存在なのです。
私にとってはジェフリー・バトル、ステファン・ランビエール、高橋大輔、ヴァーチュ&モイヤ、そういうスケーター達の現役時代と同じく思いなのです。
GPファイナル
GPファイナルや全日本までの間、モチベーションを保ち練習を保つのは大変だと思いましたが、さすが宇野選手です。
全日本
鍵山選手、友野選手、山本選手、三浦選手、とパッと名前が出てくる選手だけでなく、全日本で放送されるレベルのスケーター達はプログラムがトータルパッケージで良いものを見せてくれます。すごく層が厚くて、ゴールデンタイムに放送する説得力があると思いました。上位の選手達も新しい曲調に挑戦して表現の幅を広げてます。
FS
次から次へと素晴らしい演技が続きました。
多くのスケーターが曲が観客を乗せてくれるようなタイプではなく、でも、見てる側は緊張感と興奮で1秒たりとも退屈することはなかったです。
友野選手は曲想をパッケージとして表現していて、それが彼の誇りなのだと思いました。
鍵山選手はSPを見て、FSはアグレッシブな演技をしてくれるだろうと思いましたが、その通りでした。
山本選手はあの演技が続く中、よく、精神を集中させ、あれほどの演技をしたと思います。
宇野選手のジャンプの軸がいい時のものではなく、調子悪い中まとめ上げているというのが分かりました。でも、あれだけの構成をあの緊張感の中でまとめ上げる能力にはいつも感嘆します。
今期のFSの音楽、演技を見るごとになんだか好きになっていく、頭に残るタイプの曲調じゃないのに、宇野選手の演技が曲想を増幅させてくれます。
本田さんの言葉の通り、世界選手権に連れて行ってあげたいい素晴らしい演技内容のスケーターが多くいました。
きっと、世界のフィギュアスケートフリークはネットで全日本をチェックしていたことと思います。
世界選手権、四大陸代表が選ばれ前に思った事として誰が選ばれて誰が選ばれなくてもきっとどこか寂しさを覚えずにいられない気持ちになるでしょう。
2007年頃はフィギュアスケート男子で日本でこれほど才能あるスケーターが集まるのは今しかないのでは、などと思っていましたが、脈々と受け継がれ、どのスケーターも見ていてそれぞれの魅力的を感じました。
りくりゅう
本人達が一番つらいでしょう。早い回復を願っていますが、焦らず、きちんと回復されますよう。