La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

「御宿かわせみ 狐の嫁入り」「酸漿は殺しの口笛」平岩弓枝

2022-01-17 | book/comic

「御宿かわせみ 狐の嫁入り」

タイトルの話は幽霊殺しと同様にユニークさを感じた。作者が時々はこういう話も織り交ぜたいと思ったのでしょう。

「御宿かわせみ 酸漿は殺しの口笛」

かわせみシリーズの魅力は脇役の人々も個性的で人間らしく描かれているところだと思う。お吉のちゃきちゃきしながら、はっきりと物言うところであり、畝源三郎のおっとりしながら、実直なところであり、事件やエピソードに絡む人物の未熟さであり。まだ、七重さんは宙ぶらりんでこの頃は可哀想と思える。
「冬の月」の息子夫婦から、離れ自立しようとする女性のエピソードはとても切ない。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。