MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・・(ちょっとノスタルジックな気分に・・)

2009年01月11日 | ライブ&イベント
昨日、新日本紀行ふたたび~NHKアーカイブス~「ジャズわが夢~東京・吉祥寺~」という番組を見た。

昭和58年(1978年)に放送された新日本紀行による吉祥寺を紹介した映像を織り交ぜながら、この街で暮らす団塊世代のオヤジやママさん達が若い頃からの憧れであるJAZZライブハウス「SOMETIME」で演奏する過程を紹介する番組で楽しく視聴させてもらった。
小生は学生時代東京で過ごし、JAZZにも出会い、吉祥寺のJAZZ喫茶にも何度か出かけたことがある。
残念ながらこの番組で紹介されていた「SOMETIME」というライブスポットには行ったことはないが、このライブハウスは老舗JAZZ喫茶「ファンキー」のオーナーで、この世界では余りにも有名な故野口伊織氏が1975年にオープンしたものだそうだ・・。
番組では現在の「ファンキー」も紹介されていた。
当時、我々JAZZマニアの憧れであった、マッキントッシュのアンプとJBLのパラゴンは今も健在でのようだ・・・。



(現在の「ファンキー」 HPより・・行ってみたいなぁ~・・)

昔懐かしい吉祥寺の街並みや小生と同じ時代を過ごした団塊世代の方々の生き生きとした生き方を見て、ちょっとノスタルジックな気分になるとともに、なぜか勇気をもらったようだ・・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・(最近はFREE JAZZを聴いている・・・)

2009年01月11日 | JAZZ Sax
先日、セシル・テイラーのアルバムを久しぶりに聴いた後、長い間ターン・テーブルに載せることの無かった(勇気の無かった・・笑)FREE JAZZを聴いている。
(仕事から帰ってから、夜遅く聴くので家族・近所にご迷惑のかからないよう、ヘッドホーンを付けて大音量で聴いている・・)



(最近聴いたFREE JAZZアルバム・・アーチ・シェップ、アルバート・アイラー、山下洋輔トリオ 等〃・・)

小生は、単なるJAZZ好きの団塊オヤジであり、この業界の著名な評論家のような批評は出来ないし、するつもりも毛頭考えてもいないが、フリー・インプロビゼーションによるJAZZというものは演奏者の立場からみるとこんなに自由で楽しいものはないのではないかと思う。
聴く側の立場からすれば、単なる音の洪水で不愉快極まりない雑音と思う人もいれば、色々と理屈をつけて芸術性に結びつける人もいる。また、演奏アイデア・テクニックに聴き入る人もいるといった具合でまぁ~俗に言われているFREE JAZZというものは好き嫌いの多いジャンルではないかと思っている。
小生はといえば、どうやら演奏者の立場として聴いているようで、演奏のアイデアとかテクニック、パワーといったものに魅力を感じている。
もちろん、FREE JAZZというジャンルにもセシル・テイラーも参加したJCOAによる現代音楽に限りなく近いものや、初期の山下洋輔トリオのように圧倒的パワーによるフリー・インプロビゼーション等色々なスタイルや歴史があることもある程度承知はしているが、小生はただただ好きなJAZZを聴いているだけでFREE JAZZもその中の一ジャンルというだけのことである。

その中から一枚紹介させていただく・・・。

ALBERT AYLER (LAST RECORDINGVol.2)

Albert Ayler(Ts,Sx)、Mary Maria(Vo,Sx)、Call Cobbs(P)、Steve Tintweiss(Bs)、Allen Blairman(Ds)

1970年7月27日、南フランス、ニースの近郊サン・ポールのマグー近代美術館が主催した前衛音楽祭でライブ・レコーディングされた彼のラストアルバムである。
このアルバムはメッセージ性の高いアルバムで、スピリチュアルで朗々と歌い上げるアイラーのプレーが感動的なアルバムである。
昔のJAZZは良いものが多いなぁ~と改めて思ってしまった、団塊オヤジである。
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