遠くにあったり高かったりという店は、構えないと行けないし行かないが、すぐに行けるような場所にある店というのは、行く気になればいつでも行ける的な頭ができあがっているので、逆に行けない。『肥後橋南蛮亭』はそんな店の一つで、カレー好きのメンソールが、旨いというかなり信頼性の高い情報を、さらに複数のルートで入手しておきながらこれまで行けなかった店だ。
ランチタイム開始と同時に飛び込むという感じで、メンソールは二番客だった。ここでは、入り口で先にオーダーし、前払いするというシステムになっている。なかなかおもしろい。目的はカレーなので、チキンカレーをオーダーする。すると「カレーは大変辛くなっておりますが…」と確認される。メンソールを辛いと言わせるカレーがあるならもってこい的な感覚で、「大丈夫、平気」と答えると、すかさず、自家製温泉卵、キャベツのピクルスをサジェストされる。来るもん拒まずや、何でもかんでもかかってこんかい、のやけくそ根性で、サブメニューはすべてオーダーした。
チキンカレーと行っても、チキンのミンチ肉を使ったもので、感触としてはキーマカレーに近い。ルーはカレールーとベシャメルソース様のものがかけられている。ベシャメル様ソースは辛くない。後からきた客のオーダーを聞いていると『白抜き』とか言ってた客がいたので、ベシャメル様ソースはなしで、カレールーオンリーといったグリルオプションが可能なのかもしれない。
まず、注意深く一口食べてみる。辛いと言うよりは甘いという感じ。そしてじっくりと辛みがやってくる。そんな感じ。この種のカレーは、食べ進に従って辛みを増してくるように感じられるが、このカレーも例外ではなかった。ただ、メンソールにとっては普通に辛いカレーで、大変辛いカレーではなかったが…。それでも、終わりの方になると汗がたらたら出てくる。カレー自体は辛くないんだけど、発汗する。『ボルツ』のカレーなどは、一口食べた瞬間に、体中の血液外に集まってくるのが判ったけど、そんな強烈な辛さじゃない。でも、何らかの変化が身体の中で進行してるんだろう。食べ終わってからも腹部がぽかぽかと暖かかった。辛さの方は、食べ終わるとあっさりと引いてくれる。いつまでも口の中が火事といったようなカレーもあるけど、非常に潔い。
薬味は、キャベツのピクルスが乗せられている。それほど酸味はないけど、これがカレーの辛さを緩和するのに一役買っているのかもしれない。キャベツのピクルスの中には、化調が大量に使われていて、食べれたもんじゃないようなものもあるが、ここのピクルスには、化調は使われてないとおもう。その分、味は素朴な感じがする。
最後にスプーン。この店のスプーンは特殊なんだ。メンソールも初めて見た。確かに、普通のスプーンよりは、腋が開かず、自然な動きで食べられるかもしれない。このアイディアには降参かもしれん。
(店 名) 肥後橋南蛮亭
(ジャンル) チキンカレー?
(所 在 地) 大阪市西区江戸堀1-10-26 大川ビル一階
(電 話) 06-6444-2382
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-23:00
(定 休 日) 日祝
ランチタイム開始と同時に飛び込むという感じで、メンソールは二番客だった。ここでは、入り口で先にオーダーし、前払いするというシステムになっている。なかなかおもしろい。目的はカレーなので、チキンカレーをオーダーする。すると「カレーは大変辛くなっておりますが…」と確認される。メンソールを辛いと言わせるカレーがあるならもってこい的な感覚で、「大丈夫、平気」と答えると、すかさず、自家製温泉卵、キャベツのピクルスをサジェストされる。来るもん拒まずや、何でもかんでもかかってこんかい、のやけくそ根性で、サブメニューはすべてオーダーした。
チキンカレーと行っても、チキンのミンチ肉を使ったもので、感触としてはキーマカレーに近い。ルーはカレールーとベシャメルソース様のものがかけられている。ベシャメル様ソースは辛くない。後からきた客のオーダーを聞いていると『白抜き』とか言ってた客がいたので、ベシャメル様ソースはなしで、カレールーオンリーといったグリルオプションが可能なのかもしれない。
まず、注意深く一口食べてみる。辛いと言うよりは甘いという感じ。そしてじっくりと辛みがやってくる。そんな感じ。この種のカレーは、食べ進に従って辛みを増してくるように感じられるが、このカレーも例外ではなかった。ただ、メンソールにとっては普通に辛いカレーで、大変辛いカレーではなかったが…。それでも、終わりの方になると汗がたらたら出てくる。カレー自体は辛くないんだけど、発汗する。『ボルツ』のカレーなどは、一口食べた瞬間に、体中の血液外に集まってくるのが判ったけど、そんな強烈な辛さじゃない。でも、何らかの変化が身体の中で進行してるんだろう。食べ終わってからも腹部がぽかぽかと暖かかった。辛さの方は、食べ終わるとあっさりと引いてくれる。いつまでも口の中が火事といったようなカレーもあるけど、非常に潔い。
薬味は、キャベツのピクルスが乗せられている。それほど酸味はないけど、これがカレーの辛さを緩和するのに一役買っているのかもしれない。キャベツのピクルスの中には、化調が大量に使われていて、食べれたもんじゃないようなものもあるが、ここのピクルスには、化調は使われてないとおもう。その分、味は素朴な感じがする。
最後にスプーン。この店のスプーンは特殊なんだ。メンソールも初めて見た。確かに、普通のスプーンよりは、腋が開かず、自然な動きで食べられるかもしれない。このアイディアには降参かもしれん。
(店 名) 肥後橋南蛮亭
(ジャンル) チキンカレー?
(所 在 地) 大阪市西区江戸堀1-10-26 大川ビル一階
(電 話) 06-6444-2382
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-23:00
(定 休 日) 日祝