大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

才谷(神戸市中央区)

2004年12月25日 12時08分38秒 | その他
 韓国料理に分類するか、和食に分類するかを悩んだ末に、その他に分類しました。

 長田にある人気のもつ鍋店『やま本』の常連客がアルバイトで手伝うようになり、支店の店を任されるようになったという経緯があるらしい。

 もつ鍋は、味噌味、醤油味、しゃぶしゃぶの三種類がある。もつ鍋と言えば味噌味がポピュラーだと思うし、モツの臭みなんかを味噌味で隠すのが目的だろうとは思うんだけど、メンソールは臭みはそれほど気にならないし、ある程度臭みがないともつっぽくないと言うことで、しゃぶしゃぶをオーダーした。メニューには味噌味、醤油味、しゃぶしゃぶの順番に書かれているので、たぶん店主としては味噌味が自慢なんだろうと思うし、味噌味もつ鍋を売りたいんだろうと思う。

 店はそれほど広くないけど、田舎風でなんか落ち着ける。突き出しとして出されるのが、山芋短冊が丼にいっぱい入ったもの、それに卵黄が落とされ刻みのりがかけられ、ワサビが乗せられている。最初は、これを使って鍋をアレンジするんだろうかとか思ったんだけど、純粋に突き出しらしい。あとメンソールがオーダーした一品ものは、酢もつと白菜キムチ。

 鍋が到着するまでは、ビールと突き出しの山芋短冊&酢モツで過ごす。酢モツはてっちゃんとセンマイの上に、もやしが山盛り入れられていて、酸味を効かせたダシがかけられている。メンソール的には、もう少し酸味が効いていた方が好みなんだけど、もやしの量が多いので、この味付けが良いのかもしれない。白菜キムチもなかなか良い。一品ものは他に、牛タタキ、ユッケ、レバ刺し、ちゃんじゃ。キムチは、おいキムチ(キュウリキムチ)もある。

 しばらくすると、もつ鍋が出される。しゃぶしゃぶというと、湯に食材をくぐらせてと言うイメージがあるけど、ここのしゃぶしゃぶもつ鍋は、すでに食材は鍋に入れられ、食べられる状態で供される。ので、しゃぶしゃぶというよりは、しゃぶしゃぶ風味付けのもつ鍋と言ったところかな。鍋の中身は、てっちゃんキャベツ、ゴボウ、豆腐、ニラ、それから一味が軽く振りかけられている。しゃぶしゃぶと言っても、水炊きではなくて寄せ鍋風に味を付けられたダシが張られている。手元にはポン酢を入れた取り皿が用意されるが、もつ自身のうま味と甘みが十分あるので、特につけダレを使う必要はないと思う。つけダレは、ポン酢だと説明を受けたけれど、それほど酸味は鋭くなくて、醤油味がベースになっていると思う。多少甘い目なので、せっかくのもつの脂肪の甘みが隠されてしまうような気がする。

 鍋に入れられている食材(もつ、キャベツ、豆腐、ゴボウなど)は、追加でオーダーすることが可能。締めは雑炊かチャンポン麺。餅も用意されている。

 もつ自身には、臭みはほとんどないので、しゃぶしゃぶ鍋はメンソールのお勧め。個人的には、てっちゃん以外のもつもが入ってると嬉しい。

(店 名) 才谷
(ジャンル) もつ鍋屋
(所 在 地) 神戸市中央区古湊通1-2-25 ライオンズマンション神戸101
(電 話) 078-361-0291
(営業時間) 17:00-23:00
(定 休 日) 不定休(基本的には正月休み以外無休)
(店 主) 千原和恵
コメント
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