ちょいと理由があって広島に行ってきました。おまけで東広島市の西条というところにも行ってきました。西条と言えば、酒蔵があるところですので、こちらの方がメインの目的かもしれません。
灘や伏見の酒蔵を訪れると、試飲もさせてくれるんですけど酒のアテも用意されていて、つい飲み過ぎて気分が大きくなって、あれもこれも買い込んでしまうという状況に陥る訳なんですが、西条の酒蔵では、試飲はさせてくれるんですがアテの提供がありません。基本的にはアテがなければ酒が進まないメンソールとしては、なかなか酔っ払わず、従って、気分も大きくならないし、必要最小限の分量しか買わないということになります。このあたりの商売っ気については、やはり関西は凄いなと再確認した訳です。
さて、酒蔵巡りをすると言うことは、試飲すると言うことで、となると宛がほしくなるということになり、がっつりと食べたくなったりしたので、イタリアンの店に入ってみることにしました。
パスタは基本的には食べないので、肉コース(2,200円)をオーダー。パスタコースは1,350円だったような…。肉コースには、ハーフサイズのパスタがつくんですが、このパスタはパスタコースで出される四種類くらいのパスタの中からセレクトすることが出来ます。
まずは、前菜盛り合わせです。中央手前にある野菜達は、ミニ・バーニャ・カウダといった感じの味わいですし、奥のバゲット&チーズはラクレットですね。酒蔵街にあるイタリアンですので、料理に合わせて日本酒をオーダーすることも可能なんですが、ここはビール&赤ワインを合わせることにしました。結果的には正解だったと思います。
パスタの一皿目は、ペンネのクリームソースですが、三種類のチーズが使われています。通常は四種類のチーズを使ってクァトロ・フォルマッジョとすることが多いような気がします。とろける系のチーズと言えば、タレッジョだったりフォンティーナだったりするわけですが、これらに加えて、ペコリーノ、パルメジャーノ、ゴルゴンゾーラなどを使う訳です。今回は、ゴルゴンゾーラが入ってませんでした。大阪だと、ペンネと言えばアラビアータかゴルゴンゾーラ入りのクァトロ・フォルマッジョだと思うんですが、地域性があるんでしょうか?。ちなみにアラビアータは怒りんぼ風という意味でアラビア風ではありません。
パスタの二皿目はスパゲッティのプッタネスカです。プッタネスカは娼婦風という意味らしいですが、その由来には諸説あるようです。アンチョビやオリーブ、ケッパー、唐辛子の辛みを効かせたパスタです。日本酒ではなくてビール&ワインにして正解だったと思ったのは、パスタがクリーム系とトマト&唐辛子系だったからです。
メインはカジキマグロのパン粉焼きです。なぜパスタが二皿あるのかとか、肉コースをオーダーしてるのに魚料理がでてくのかとか、いろいろ疑問はあると思いますが、深く考えるのは止めましょう。
パン粉も、その焦げ具合もいい感じなんですが、何とも言えないオレンジの香りがするんですね。マーマレードかと思ったんですが、オレンジ・オイルだそうです。
肉料理ですが、肩ロースです。旨かったです。肉が旨いです。噛めば噛むほど旨味があふれ出る感じ。肩肉はサシ(脂肪)が入りやすく、油の味と肉の味がバランス良く堪能できる部位ですが、肉の旨味が抜群でした、2,200円のコースでこれが出てくるとは驚きです。奥にある野菜は、ほどよく苦みのあるもので、それがまた食欲をそそります。
ラストは、コーヒーで締めました。土地勘のないところで、旨い店に行き着けるかどうかはかなり難しいところでありますが、今回は運が良かったです。ここに行けただけで、西条(東広島市)に行った価値があると言うものです。日本酒も大量に買いましたが…。(^^;)。
(店 名) オステリア・セレーノ(OSTERIA SERENO)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 広島県東広島市西条本町7-22
(電 話) 082-423-8767
(営業時間) 11:00-14:30、18:30-20:30
(定 休 日) 火曜日。月曜日はランチのみの営業
(席 数) カウンター5、テーブル16くらい
灘や伏見の酒蔵を訪れると、試飲もさせてくれるんですけど酒のアテも用意されていて、つい飲み過ぎて気分が大きくなって、あれもこれも買い込んでしまうという状況に陥る訳なんですが、西条の酒蔵では、試飲はさせてくれるんですがアテの提供がありません。基本的にはアテがなければ酒が進まないメンソールとしては、なかなか酔っ払わず、従って、気分も大きくならないし、必要最小限の分量しか買わないということになります。このあたりの商売っ気については、やはり関西は凄いなと再確認した訳です。
さて、酒蔵巡りをすると言うことは、試飲すると言うことで、となると宛がほしくなるということになり、がっつりと食べたくなったりしたので、イタリアンの店に入ってみることにしました。
パスタは基本的には食べないので、肉コース(2,200円)をオーダー。パスタコースは1,350円だったような…。肉コースには、ハーフサイズのパスタがつくんですが、このパスタはパスタコースで出される四種類くらいのパスタの中からセレクトすることが出来ます。
まずは、前菜盛り合わせです。中央手前にある野菜達は、ミニ・バーニャ・カウダといった感じの味わいですし、奥のバゲット&チーズはラクレットですね。酒蔵街にあるイタリアンですので、料理に合わせて日本酒をオーダーすることも可能なんですが、ここはビール&赤ワインを合わせることにしました。結果的には正解だったと思います。
パスタの一皿目は、ペンネのクリームソースですが、三種類のチーズが使われています。通常は四種類のチーズを使ってクァトロ・フォルマッジョとすることが多いような気がします。とろける系のチーズと言えば、タレッジョだったりフォンティーナだったりするわけですが、これらに加えて、ペコリーノ、パルメジャーノ、ゴルゴンゾーラなどを使う訳です。今回は、ゴルゴンゾーラが入ってませんでした。大阪だと、ペンネと言えばアラビアータかゴルゴンゾーラ入りのクァトロ・フォルマッジョだと思うんですが、地域性があるんでしょうか?。ちなみにアラビアータは怒りんぼ風という意味でアラビア風ではありません。
パスタの二皿目はスパゲッティのプッタネスカです。プッタネスカは娼婦風という意味らしいですが、その由来には諸説あるようです。アンチョビやオリーブ、ケッパー、唐辛子の辛みを効かせたパスタです。日本酒ではなくてビール&ワインにして正解だったと思ったのは、パスタがクリーム系とトマト&唐辛子系だったからです。
メインはカジキマグロのパン粉焼きです。なぜパスタが二皿あるのかとか、肉コースをオーダーしてるのに魚料理がでてくのかとか、いろいろ疑問はあると思いますが、深く考えるのは止めましょう。
パン粉も、その焦げ具合もいい感じなんですが、何とも言えないオレンジの香りがするんですね。マーマレードかと思ったんですが、オレンジ・オイルだそうです。
肉料理ですが、肩ロースです。旨かったです。肉が旨いです。噛めば噛むほど旨味があふれ出る感じ。肩肉はサシ(脂肪)が入りやすく、油の味と肉の味がバランス良く堪能できる部位ですが、肉の旨味が抜群でした、2,200円のコースでこれが出てくるとは驚きです。奥にある野菜は、ほどよく苦みのあるもので、それがまた食欲をそそります。
ラストは、コーヒーで締めました。土地勘のないところで、旨い店に行き着けるかどうかはかなり難しいところでありますが、今回は運が良かったです。ここに行けただけで、西条(東広島市)に行った価値があると言うものです。日本酒も大量に買いましたが…。(^^;)。
(店 名) オステリア・セレーノ(OSTERIA SERENO)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 広島県東広島市西条本町7-22
(電 話) 082-423-8767
(営業時間) 11:00-14:30、18:30-20:30
(定 休 日) 火曜日。月曜日はランチのみの営業
(席 数) カウンター5、テーブル16くらい