大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ

2011年03月21日 11時59分38秒 | イタリアン
 福島は本当に、イタリアン激戦区になりましたね。
 
 さて、『イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ』です。シェフは、『トラットリア・パッパ』や『ポンテベッキオ』で修行されたそうです。『トラットリア・パッパ』と言えば魚料理が得意な松本シェフ、『ポンテベッキオ』は肉料理が得意な山根シェフの店ですから、竹内シェフは、肉料理も魚料理も得意なんだろうなと期待してしまったりします。
 
 最近のイタリアンやフレンチは、前菜&メインの二皿で、2人で要って満腹になってしまったりしますが、こちらでは「2人なら4皿くらいを目処にしてください」とのことでした。なので、1人で行って、前菜&メインをオーダーしてワイン1本くらい開けるという使い方もできると思います。実際には、かなり繁盛している店ですし、基本的にカップル客がほぼ100%です。1人でカウンターで食事というのは、よほど度胸がないと苦しいかもしれません。
 
 一皿目は、太刀魚の炙り、付け合わせはジャガイモ、ブロッコリなど。味付けは軽い目です。これは最後まで続くので、味付けは最小限にとどめて素材の味を活かし、前面に押し出そうと知るのがシェフの考えなんでしょう。



(太刀魚の炙り)


 二皿目は、葉野菜とパルメジャーノのサラダ。三皿目がパスタ。最近パスタは、ソースよりもパスタの種類に反応するようになってしまったので、個々はパッパルデッレをオーダー。毛ガニのトマトソースは、若干軽い目のようにも感じるんですけど、その分、しっかりとパスタの味を感じることができます。



(パッパルデッレ、毛ガニトマトソース)

 
 四皿目は鴨の炭火焼き。一時期、炭火焼きがブームになって、フレンチもイタリアンも炭火焼きをウリにしてたりしましたけど、炭火焼きって炭の味が分かるんですよね。で、どの店に行っても同じ炭の味がしたりすることがあったんですけど、炭の味がほとんど分からなかったです。よほど焼き方に工夫があるんじゃないかと思ったりします。
 


(鴨の炭火焼き)

 
 さて、軽やかで素材の味がしっかりと分かるイタリアンです。今回は肉料理をメインに持ってきましたけど、次回は魚料理をメインに持ってきたかったりはします。一皿のボリュームは若干少ない目です。逆に言えば、複数の皿が楽しめます。そうした意味では、お一人様でも楽しめそうなんですけど、先にも書いたとおりで、カップル率が非常に高いので、よほど根性が座ってないと精神的に辛いかもしれません。
 
 もう一つ、入り口の自動扉は、是非、自動を外してほしい。スタッフは判っているので踏まないんですけど、客がトイレなどに移動する度に扉が開いてしまいます。ちょっと落ち着かないので…。



(店  名) イル・ルォーゴ・ディ・タケウチ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市福島区福島5-1-26 MF西梅田ビル一階
(電  話) 06-4651-0151
(営業時間) 11:30-14:00、18:00-22:00
(定 休 日) 日曜日&第二月曜日
(予  約) ベター
(カ ー ド) 要問い合わせ
(席  数) カウンター8席、テーブル10席

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