浪漫路(ローマンルゥー) 豊中市

　少路付近でセクシーな店といえば『アルベール・パッシイ』なんですけど、もう一軒セクシーな中華料理屋があるという話は聞いてましたんで、行ってきました。大阪モノレールの少路駅を下車して、中央環状線を東へ。少路北の交差点からロマンチック街道に入って北上し、がんこ寿司の手前に『浪漫路(ローマンルゥー)』という中華料理の店があります。店名の『浪漫路』はロマンチック街道から来てるんだと思う。余談だけど、このロマンチック街道をさらに北上すると、『ロ・アラ・ブッシュ』があったりする。

　もうちょっと庶民的な店だと思ってたんですけど、駐車場完備、煉瓦造りでツタが絡まる高級感あふれる造りです。店は階段を上がって二階から入るのですが、エントランスには大きな写真が掲げてあり、美食アカデミー主宰と陳健一とともに並んで写っているのは宮澤薫シェフ。そうか『料理の鉄人』に出演したんだ....。全然知らなかった。『料理の鉄人』といえば、守口にある『追立』も出演したけど、こちらは放映日が神戸大震災と重なってしまったので、関西エリアでは放映されなかったとか....。

　エントランスの近くには、個室と思われる部屋があったけれど、電気が消されていて使われていない。そのまま奥のフロアに案内された。床は木製なんだけど、それ以外は天井も調度品も白黒のモノトーン。壁は不規則な形の石を積み上げたような感じ。結構おしゃれだ。おしゃれなのはウェイター＆ウェイトレスも同じで、黒服がばっちり決まっている。やや応対がマニュアルぽかったけど....。

　メンソールはランチコース(\1,500)とミニビール、。それから瓶だし紹興酒をオーダーした。相方は点心セットとミニビール。

　まず前菜数種。ホタテのマリネ風はメンソール好み、チャーシューも美味だった。

　スープは豆腐と玉子のスープだと思うんだけど、メンソールには「豆腐と玉子のトマトスープ」という風に聞こえた。聞き返そうかと思ったんだけど、どう見てもトマトスープじゃないことは判るので、聞き返すのは止めた。で、飲んでみたら玉子スープだった。

　季節野菜たっぷりの酢豚は、蒸しパン付きで、ハーブがしっかりと使われている。メンソールは酢豚にパイナップルが入ってるのはあんまり好きじゃないのだけど、こちらの酢豚はパイナップルの酸味があまり主張していないので、違和感なく食べられた。

　フカヒレ餃子、シュウマイ、チーズ春巻きなどもなかなか良い感じ。最後は坦々麺でしめたんだけど、ちょっと独特の味がする。でもスープは美味しかったので、全部のみ干しちゃった。スープを飲みながら判ったんだけど、隠し味はすり胡麻だと思う。


(店　　名)　浪漫路(ローマンルゥー)
(ジャンル)　中華料理
(住　　所)　大阪府豊中市桜の町7-10-4
(電　　話)　06-6858-6223
(営業時間)　11:30-15:00、17:00-22:00
(定 休 日)　無休
(交通機関)　大阪モノレール少路駅を下車して中央環状線を東へ。ロマンチック
街道を北上してがんこ寿司の手前。